分析装置向け光源の開発 

先輩社員紹介

T.F.

電子管事業部
2009年入社 電気系出身

分析装置を支える重水素ランプの仕事

私の部署では、重水素ランプの製造を行っています。重水素ランプは、例えば液体クロマトグラフィーや紫外可視分光光度計といった分析機器用の光源として使用されています。特に液体クロマトグラフィーは環境分析や薬品の成分分析等に使用され、医療・化学の分野では必須のツールとなっています。

当社の重水素ランプは、国内外問わず、日本、アメリカ、ドイツで大半のシェアを占めています。現状維持に満足せず、常に改良を続けていることが、高シェアに結びついていると思います。当社ではものづくりをしながら、現場で次期開発も進めるというスタンスで仕事をしています。品質面や、信頼性が高いからこそ、日々の作業のみに追われず、開発にも注力できるのが当社の魅力だと感じています。

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「泥臭い技術者」による試作の進め方

私の主な担当業務は検査工程ですが、基本的な考え方としてあまり敷居を設けずに仕事を進めていくという雰囲気なので、製造から販売まで、若いうちから比較的幅広い業務をやらせていただいています。品質管理、改良、試作、営業活動等、複数の業務を一通り行います。所属部署では各々が複数の業務を担当することで、互いにフォローし合い仕事を進めています。繁忙期には上司もフォローしてくれますし、社員の仲も良く団結力の強い職場だと思います。仕事のやりがいについて深く考えたことはありませんが、単純に仕事が楽しいと感じます。もちろん仕事の量は多く辛いときもありますが、大変な仕事も自分だけが担当しているのではなく、部署全体で協力して進めるので不安に感じることはありません。

特に楽しいのは、試作・改良を通し新しい知見が得られた時です。例えば、試作・改良の際、皆で現物を見ながら議論をする時には、良い意味で「泥臭い技術者なんだなぁ」と感じることがあります。「泥臭い」というのは、シミュレーションして考えながらやっていくやり方よりは、まずは試作して、実際に計測したデータを基に進めていくというやり方です。良いか悪いかと言われると難しいですが、じっくり考える前にまず手を動かすといった、電子管事業部の気風が非常に肌にあっていると思います。

現在は、新規ランプの試作にも携わっているのですが、そのランプの安定性が得られない時に、「泥臭く」試作を繰り返したり、先輩方と議論を重ねることで、少しずつ特性が上がってきています。

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新しい製造部門を立ち上げてみたい

出張での経験は印象に残ります。私の場合、国内出張は月1回程度、海外出張は年に1~2回程度行っていますが、打ち合わせでは製品紹介、試作品紹介、不具合対応、技術協力、価格相談等、本当に様々な内容が盛り込まれ、常に刺激を受ける時間となるためです。他業務もある中での出張準備の大変さや長期出張での疲労感、打ち合わせでの緊迫感等、精神的・肉体的に負荷がかかりますが、その分終わった後の開放感(一杯)はたまりません!

当社は、「未知未踏」の言葉からも分かるように、社員一人一人が常に新しいことをしようと考えていることが強みだと思います。私としては、今後は自分でモノを作り、製品をお客様に販売し、お客様からの要求を製品に反映できる、一連の流れを網羅できる技術者になりたいです。

多くのお客様要望に沿った新製品を提案して、将来的には新しい製造部門を自分で立ち上げられるような社員になりたいです。

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仕事をする上で大切にしていること

迷ったらやる!

仕事をする上で迷うことや困ることがでてきますが、とりあえず困った時にはがむしゃらにでも動いてみることを心がけてます。

 

正直全然スマートではないですが、泥沼だろうと迷わず飛び込む勇気が必要だと感じることもあります。

On and Off

▼お仕事の一日

8:10 出社後、メール・CMS確認
10:10 製品評価
顧客より要求のあったデータ取得や特性向上・不具合対応のために試作したランプの評価
12:00 お昼休み。食堂で同期と一緒に
12:45 光素製造管理。製造工程の確認や製造設備メンテナンス
作業者への教育を実施
15:00 休憩。光素作業者と雑談しながら情報収集
15:10 事務所に戻り打ち合わせ
試作・改良やコストダウン、又不具合対応の打ち合わせを行い今後の計画を立てる。
16:40 休憩
17:00 勉強会。製造部で実施される勉強会や若手社員での試作テーマ検討会への参加
18:00 デスクワーク。データ整理やメール確認等
19:00 帰宅

▼お休みの一日

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地元が浜名湖のすぐ近くのため週末は釣りに出かけることが多いです。

 

釣りをしている時に新しい仕事アイディアが!・・・なんてことはないですが、いい息抜きになるのでリフレッシュして次の週の仕事に移れます。

 

平日は6時起きでも眠いのに休日は4時起きで釣りに行っても全く眠くならないのは不思議ですね。