RF放電型エキシマランプ RF放電型エキシマランプ

応用例:印刷 マット処理(艶消し) | エキシマランプ光源 FLAT EXCIMER

平面型ランプとRF(高周波)放電の採用により、大面積で均一な照射とちらつきの少ない安定した出力を実現したエキシマランプ光源です。

従来のコロナ放電式・プラズマ方式に比べて、ダメージレスで粉塵の発生がありません。

印刷物を高級感のある質感に仕上げるマット処理(艶消し)

エキシマランプ光源 FLAT EXCIMERは、真空紫外光を照射することで印刷物の表面にマット処理(艶消し)を施して高級感のある質感に仕上げます。

印刷機は「UV印刷工程」と「UVコーティング工程」の2つの工程から構成されています。浜松ホトニクスが提案するマット処理はその中の「UVコーティング工程」に組み込まれます。

エキシマランプ光源 FLAT EXCIMERによるマット処理の手順・効果をはじめ、エキシマランプ光源を用いることによる特長などを分かりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。

マット処理手順

印刷物にニスを噴射・塗布して、UV-LED光源で仮乾燥を行います。その後、窒素パージ下にてエキシマランプ光源で真空紫外光を照射します。そして、最後にUV-LED光源による本乾燥を行います。

1. ニス噴射・塗布

2. UV-LED光源 仮乾燥

3. エキシマランプ光源 マット処理

4. UV-LED光源 本乾燥

マット処理効果

マット処理なしのグロスな質感に比べて、マット処理ありのマットな質感の方が落ち着いた雰囲気に仕上がっています。

マット処理あり

マット処理なし

NOTE:写真はイメージです。

対象材料

木材

フィルム

樹脂

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