UVtron UVtron

動画原理・特長 | UVtron®(UVトロン®):放電・炎センサ

UVtron®:放電・炎センサは、金属の光電効果とガス増倍効果を利用した紫外線ON-OFFセンサです。感度波長範囲は185 nm~300 nmと、紫外域のみに感度を有しているため、半導体光センサなどのように光学的可視光カットフィルタを使う必要がなく、簡単に使用できます。

UVtron®:放電・炎センサの動作原理・特長について紹介していますので、ご覧ください。

動作原理

炎や放電から放出される紫外線が陰極に入射して、陰極から光電子が放出されます。光電子は陽極に引き寄せられ、ガス分子と衝突して電離します。その後、電子はさらに他のガス分子と衝突・電離を繰り返して陽極に達します。このようなガス増倍を用いて、電流を増幅させて信号を取り出します。

特長

高感度

炎や放電から放出される微弱な紫外線を正確に検出します。大空間対応および長距離対応を可能にするとともに、設置場所の自由度が高まります。

距離特性(代表値)

遠距離からの炎検知

アルコールランプの炎検知

ソーラブラインド特性

感度波長範囲が185 nm ~ 300 nmで可視域に感度がありません。また、Ni(ニッケル)電極採用の製品は太陽光からの紫外線に対しても感度がありません。光学的可視光カットフィルタなどを使用する必要がなく、屋内のみならず、屋外での使用にも適しています。

分光感度特性(代表値)

高速応答

炎や放電から放出される紫外線を直接検出しているため、煙検知や熱検知などの他方式では難しい発火直後の炎や発生直後の放電を瞬時に検知します。数ms以下での即時検出・即時信号出力により、高い安全管理と迅速な事後対応に貢献します。

小型・軽量

小型検知器にも適応可能です。幅広い製品ラインアップから、応用・設置場所に応じて最適な製品をお選びいただけます。

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