特長 | OPAL-Luxe 高ダイナミックレンジ分光器

2 500 000 :1 の超高ダイナミックレンジ

OPAL-Luxeの超高ダイナミックレンジ性能は、強い信号とそれに比べて非常に弱い信号を200 nm ~ 900 nm の広い波長範囲で同時計測することを可能にします。
測定条件を微弱な信号に合わせると強い信号が飽和して正しいデータの取得が困難なケースで特に効果的です。また、非常に大きな吸収量を正確に評価する用途でも高いダイナミックレンジが極めて有効となります。

1. レーザ計測

従来の分光器ではレーザ光などの強い光を計測する場合、露光時間を長くすると強いレーザ信号で検出器が飽和するため、他の波長に含まれている微弱光との同時計測が難しく、レーザ光をフィルタ等でカットする必要がありました。
OPAL-Luxeでは、微弱光でも高いS/Nの計測性能を実現し、強い発光と微弱な発光が同時に存在するプラズマ発光計測などにも適しています。

OPAL-Luxeによるレーザ計測

2. 光学濃度計測

超高ダイナミックレンジ性能によって、高い光学濃度(OD:Optical density) 計測も可能です。
右のグラフは、OPAL-Luxeと弊社従来モデル(PMA-12)でそれぞれ光学濃度3のホログラフィックフィルタのOD値を計測した結果です。OPAL-Luxeは、従来モデルでは計測できなかった高OD値まで検出することができます。例えば、高濃度溶液と微量物質の定量をクロマトグラフィーで行う場合も、OPAL-Luxeの超高ダイナミックレンジ性能が非常に効果的です。

ホログラフィックフィルタ(532 nm)のOD値計測

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