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テラヘルツ波の発生原理を解析
世界最長、単一素子の半導体レーザで波長450μmを実現
テラヘルツ波の実用化に期待

2019年11月07日
  • 浜松ホトニクス株式会社
    本社:浜松市中区砂山町325-6
    代表取締役社長:晝馬 明(ひるま あきら)

波長450μm のテラヘルツ波を出力するテラヘルツ非線形QCL

波長450μmのテラヘルツ波を出力するテラヘルツ非線形QCL

浜松ホトニクスは、テラヘルツ波の発生原理の解析結果に基づき内部構造を工夫することで、テラヘルツ波を出力する従来の半導体レーザを長波長化し、室温かつ単一で動作する半導体レーザでは世界最長となる波長450マイクロメートル(以下μm、μは100万分の1)とサブテラヘルツ領域のテラヘルツ波の出力に成功しました。本研究成果は、サブテラヘルツ領域の電磁波を吸収する成分を含む薬剤、食品などの品質検査や非破壊検査、電波天文学、短距離での高速大容量通信などへの応用が期待されます。

本研究成果は、欧州の科学雑誌「Nanophotonics(ナノフォトニクス)」の電子版に11 月2日(土)付けで掲載されました。なお、本研究の一部は総務省の「戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)」の委託(受付番号195006001)を受けたものです。

<テラヘルツ波について>

テラヘルツ(以下THz、Tは1兆)は、周波数の単位です。テラヘルツ波とは、周波数1THzに相当する波長300μm前後の電磁波で、短波長側は遠赤外光、長波長側はミリ波と重なります。光と電波の中間的特性を持っており、300μmよりも長波長で周波数1THz以下の帯域はサブテラヘルツ領域とも呼びます。通信や分析、産業、学術などのさまざまな分野への展開が期待されており、世界中でテラヘルツ波の受発光素子の研究開発が行われています。特に、サブテラヘルツ領域は光デバイスと電子デバイスの両方から開発が進められてきましたが、素子の高性能化、小型化が難しいためほかの波長の光と比べ応用が進んでいませんでした。

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