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浜松ホトニクスは品質改善活動に積極的に取り組んでいます。

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トップメッセージ

持続可能な社会の実現に向けて私たちは光技術を通じて、環境・社会問題の解決に貢献します

はじめに

昨年11月、「光で何ができるか~浜松から未来へ。~」をテーマとして浜松ホトニクス総合展示会「PHOTON FAIR(フォトンフェア)2018」を開催しました。過去最多の1万人以上の方にご来場いただき、心より感謝申し上げます。展示会では、「環境」「くるま」「くらし」「健康・医療」「モノづくり」及び「学術研究」の各分野で最新の技術や製品を展示し、当社の技術力や将来ビジョン、光技術の無限の可能性についてご紹介しました。今後、お客様との対話を通して得られた双方の気づきを新しい共創につなげ、光の応用を広げることで世の中に貢献していく所存でございます。

さて、環境問題について触れますと、昨年12月、ポーランド・カトヴイツェにおいて国連気候変動枠組条約第24回締約国会議(COP24)が開催されました。世界200カ国近くが、パリ協定を2020年から運用するための実施指針に合意し、各国は温暖化対策の実施に向けて一歩を踏み出しました。日本は、温室効果ガス観測衛星「いぶき2号」による貢献や、4年にわたる温室効果ガス排出量の削減、国際協力の着実な実施などの報告により、国際社会で脱炭素化を牽引していく役割が期待されています。また、企業においては、SBT(企業版2℃目標、Science Based Targets)やRE100(100%再エネ導入)などの目標設定に注目が集まっています。

さらに、国連の持続可能な開発目標(SDGs)のもと、環境・社会・経済の課題を同時に解決していく17分野の目標達成に向けた取り組みも加速しています。企業が課題のリスク・機会を認識して対策に取り組むことは、国連の責任投資原則(PRI)や気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言において言及され、また、ESG(環境・社会・企業統治)投資を行う機関投資家・金融機関からも重要視されるなど、企業の資金調達にも関わる重要な課題となってきています。

一方、欧州のRoHS規制、REACH規則などの製品環境規制や武装勢力の資金源となる紛争鉱物問題には、バリューチェーン全体にわたり環境・社会に配慮した事業活動や製品づくりを行うことが必須になっています。

当社はこうした情勢に応えるため、事業活動と製品づくりにおけるリスクと機会、マテリアリティを明らかにし、環境を経営戦略の重要課題と位置付けるとともに社会・経済の課題に取り組み、それらの情報を適切に開示していくことが重要であると認識しています。

当期のまとめ

当社は、経営理念を明確にした「コーポレートガバナンスに関する基本方針」のもと「企業倫理及びコンプライアンスに関する基本的な考え方」および「CSR基本方針」を定め、「BCP基本方針」「健康経営基本方針」「環境基本方針」「品質方針」「労働安全衛生基本方針」などへ展開し、業務の適正化を推進しています。

当期は、SDGsやパリ協定などの国際的な動向を受け、環境・社会問題の解決に向けた活動を更に展開しました。地球温暖化防止活動では、静岡県「平成29年度環境配慮建築物表彰」を受賞した新棟の建設や、2030年までの再生可能エネルギー導入の目標策定と対応に取り組みました。また、生物多様性保全活動では、植樹や従業員への記念樹の配布を実施しました。製品への取り組みでは、製品含有化学物質情報の伝達スキームchemSHERPAをお取引先様とともに実施し、製品環境規制への対応を推進しました。また、ESG評価も配慮した環境情報を社会に広めるため、社内組織を整備するとともにCDPへの報告や環境情報開示基盤整備事業に引き続き参加し、ステークホルダーの皆様への情報開示・対話を進めました。

一方、社会面においては、国連グローバル・コンパクトが掲げる10の原則の支持表明のもと、健康経営優良法人2018(大規模法人部門)《ホワイト500》の認定を受け、全ての社員が仕事と家庭を両立しながら活き活きと長く働き続けることができるような施策を進めました。また、地震等の災害に備えて策定した事業継続計画、訓練などの見直しを行い、さらに海外出張時におけるリスク管理体制も強化しました。

光技術を通じて、環境・社会問題の解決に貢献

光技術の応用範囲は年々拡大し、近年の医療機器の高度化や半導体電子部品の小型化・微細化等に伴い、当社が供給する製品の需要の裾野は広がりを見せており、様々な分野における最先端テクノロジーの鍵を握る重要な要素技術(Key Enabling Technology)となっております。

当社は、光技術を用いた新しい産業の創成、そして世界一のもの作りを目指すという理念のもと、事業を拡大するための積極的な研究開発投資を進めながら、独自の光技術を駆使した環境・社会に貢献できる製品の開発を行っています。当期は、環境に配慮した小型軽量化、低消費電力化の製品開発を推進するとともに、製造工程での材料の使用量削減や長寿命化により製品の廃棄量削減に貢献する製品を開発しました。

また、「浜松光宣言」のもと、医療現場などのニーズと当社の技術を組み合わせることで問題解決を図っていく「バイオフォトニクスデザイン」の導入や、産学連携体制として進める光創起イノベーション研究拠点で「光の尖端都市HAMAMATSU」の革新的なイノベーションの創出を目指すなど、光技術の発展とその応用の拡大に取り組んでいます。

私たちは、今後も事業活動に伴う環境負荷の低減に努めながら、光技術を通じて、環境に配慮・貢献する製品の提供により、環境・社会問題の解決やSDGsの目標達成に向けて貢献して参ります。

ステークホルダーの皆様におかれましては、今後とも一層のご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。

 

代表取締役社長 晝馬 明

浜松ホトニクス株式会社
代表取締役社長

浜松ホトニクス株式会社  代表取締役社長 晝馬 明