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PET装置の研究開発

先輩社員紹介

垣本晃宏

PET事業推進部 画像診断支援グループ
2005年入社 医療系出身

がんで死なない・認知症のない健康長寿社会の実現

PETとは陽電子放射断層撮影(positron emission tomography)の略語で、臨床現場では主にがんの診断に利用されています。PETによるがん診断では、糖分に似た性質の薬剤を人体に投与します。細胞に取り込まれた薬剤が反応し、放出される超微弱光を、体の外からPET装置で撮影します。がん細胞は正常の細胞よりも分裂が盛んに行われるため、エネルギー源として糖分を多分に必要とします。そのため薬剤が、がんの病巣に多くに集まります。糖分の使用量が多い部位ほど強く光るため、がんが判別できるといった仕組みです。がんだけでなく、認知症診断・研究にも利用されており、浜松PET診断センターでは認知症や脳梗塞等の検診として一般のお客様にもご利用いただける体制を整えています。この技術のキーとなるのは、PET装置に組み込まれている当社製の超高感度光センサです。電子管事業部や固体事業部で製品化している光電子増倍管や光半導体製品を駆使して実現している診断技術ということになります。

PET事業推進部では、がんで死なない・認知症のない健康長寿社会の実現をめざして様々な取組をしており、業務目的は診断を円滑に進めるためのサポートとなります。従いまして、診断で使用する薬剤の作成や、データ管理業務など、業務内容は多岐に及びます。他部署の仕事と決定的に違うのは、ものづくりではなく、サービスを提供しており、お客様が一般の方だという点です。社内でこのような仕事をしている社員は非常に少ないですが、遠州地域を中心とした医療貢献に直結した仕事ができていることが私のやりがいとなっています。

先輩社員紹介

PET装置研究の仕事

私の主な仕事は、医師の診断に利用される画像の作成・報告書の確認や、新規システム開発です。撮影した画像を自動化処理するためのプログラムを自ら組んでいますので、医療の知識以外にも様々な分野の知識が必要になります。また、次のビジネスへと繋がる新しい研究も仕事の一つです。様々な実験データをまとめて、各学会での発表や論文投稿も行っていますし、PET装置技術、それに使用する当社光センサ技術を世の中へ広める活動もしています。

今までで一番印象に残っている仕事は、NEDOによる次世代PET装置の開発です。社内外の多くの方たちと一緒に取り組んだ初めての長期プロジェクトで、私もその一端に加えてもらいました。クリアすべき課題が山のようにあり頭が痛かったのですが、一喜一憂しながらも何とか試作機を完成させることができ、初撮影のときはとても嬉しかった事を覚えています。現在は浜松医科大学に開発した装置が設置されており、臨床実験が行われています。静止する事が難しいとされている、重度の認知症患者さんでも撮影可能としたことが特長で、今後の治療や薬剤開発に貢献していける装置だと期待しています。

先輩社員紹介

自ら開発した装置で脳機能の謎を解明していきたい

当社の強みは医療現場からの要求に対し、それを実現できる光技術を持っている「光の総合メーカ」であることだと思います。上述したNEDOによる次世代PET装置の開発では、新規レーザ加工技術、放射線検出技術、超高感度光半導体製造技術、高速度カメラ技術等、光加工や光計測のあらゆる光技術を融合して実現したものです。ニーズを実現させる当社の技術力や、シーズをニーズに結びつける発想がなければ到底完成には至りませんでした。当社の持っているハイレベルな光技術を融合していけば、医療に限らず幅広い分野で革新的なものづくりができると信じています。

脳機能には未だ不明な点が多々あります。その中で一つでも多くの謎を解明していくことが私の夢です。

もしそれがPET装置で不可能であれば、それを解明できる装置開発に一から携わりたいです。装置を自ら作り、それを使ってデータを取って解析し、研究していけるのは浜松ホトニクスでしかできないことだと思いますので、この恵まれた環境を最大限に活かし、最先端医療に貢献していきたいです。

先輩社員紹介


先輩社員紹介

仕事をする上で大切にしていること

神速

スピード重視、悪い結果は即座に報告、苦手な業務から先にこなす、整理整頓・・・などです。

多くの業務が並列して進行していますので、プライオリティの判断が自身のフットワークを決めてしまいます。相手のいる場合はまず対応、悪い結果は上司に報告して情報をシェアします。自身の信頼性に関わる重要なことと考えています。後は、嫌いなもの(文書作成など?) から先に処理して、自己完結できる業務は時間をかけて取り組みます。


On and Off

▼お仕事の一日

8:30 出社後、検診・診断システム動作確認
9:30 メール確認
脳画像確認・解析
12:45 遅めの昼休み(交代制)
食堂で医療スタッフと
13:30 浜松医大へPET計測実験に
医師と学会発表や論文作成の打合せ
16:00 帰社
実験データまとめ
17:00 休憩
17:15 検診・診断システムログ確認
障害発生時は残業
何もない場合は論文調査・作成
19:00 帰宅

▼お休みの一日

先輩社員紹介

同期で結成された草野球チームに所属しています。社内には同じような草野球チームが約10チームもあり、年間を通してリーグ戦(2リーグ制・交流戦あり)を行っています。適度に運動することがメインですが、別々の職場で働いている同期との談笑や近況報告など横の繋がりを感じられる場でもあります。