DIUTHAME DIUTHAME

イオン化支援基板 DIUTHAME(ジュテーム)

DIUTHAME®(ジュテーム)を使えば、測定前に試料の上に置くだけで、MALDIにおけるマトリックスの代わりとなってイオン化を支援し、試料の前処理が不要となります。

あなたの質量分析に、再現性と手軽さを。

浜松ホトニクスの提供するDIUTHAME®は、MALDI TOF-MSにおけるユーザーサポートツールです。MALDIにおけるマトリックスの代わりとなってイオン化を支援し、試料の前処理にかかる時間と手間を軽減します。 すべてのMALDI装置ユーザーが簡単に使用可能な、まったく新しいツールとして、質量分析に高い再現性と手軽さをもたらします。

 

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特長

測定結果における特長

低ノイズ

マトリックス由来のノイズが発生しないため、特にマトリックスノイズの影響が大きい低分子領域において、良好な測定結果が期待できます。

高再現性

マトリックス調合や塗布による作業ムラの影響がなく、信頼性の高い測定が可能です。また、対象試料の位置情報を高い精度で保ったイオン化ができます。

高空間分解能

マトリックスを使用したイメージングの場合、マトリックスの結晶サイズに依存するため、空間分解能は数µm以上となります。DIUTHAMEの場合は、微細孔構造による成分抽出のため、1 µm以下の分解能を実現します。

測定準備における特長

前処理時間の短縮

DIUTHAMEを用いた測定では、マトリックスの調合・塗布の工程が不要となり、ルーチン作業がより短時間かつ効率的になります。また、初めてMALDIを扱う方でも容易に測定ができる新しい準備手法です。

測定難易度の高いサンプルへの対応

測定準備の手法自体が新しいため、これまで測定できなかったサンプルも測ることができます。水分が多く形状を保持し難い生体試料や測定ステージへの挿入が難しい工業製品など、豊富な測定実績を有しています。

 

詳しい測定実績はこちら

新手法:ブロッティング法

試料表面の成分をDIUTHAMEに転写して測定する新しい測定方法の1つです。必要な部分だけを転写して測定できるため、大型の測定物でも切片化が不要で、位置情報を保ったイメージング測定が可能です。

タイプ別型名早見表

タイプ
特長
型名
チャンネル数
有効面積/ch
ブロッティング対応
マススペクトル用 複数のチャンネルにより、効率的に測定が可能です。
A14111-3-1
9
Φ3 mm
-
A14111-3-2
16
A14111-3-3
70
MSイメージング用 1チャンネルの有効面積が広く、測定対象のサイズに合わせて製品選択できます。MSイメージング測定に適しています。
A13331-10-1
1
Φ10 mm
-
A13331-10-1B
A13331-18-2
Φ18 mm
-
A13331-18-2B
A13331-5019-1
49×18 mm
-
A13331-5019-1B

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