InGaAsエリアイメージセンサ

G12460-0606S

64 × 64 画素の近赤外2次元イメージセンサ

 

G12460-0606Sは、CMOS読み出し回路 (ROIC: readout integrated circuit)と裏面入射型InGaAsフォトダイオードのハイブリッド構造を採用しています。1画素は1つのInGaAsフォトダイオードと1つのROICによって構成され、バンプにより電気的に接続されています。ROICにはタイミング発生器が内蔵されており、外部からマスタークロック (MCLK)とマスタースタートパルス (MSP)を入力するだけで、アナログビデオ出力、AD-TRIG出力が得られます。 G12460-0606Sは64 × 64画素が50 μmピッチで配列され、1本のビデオラインから信号が読み出されます。入射光はInGaAs フォトダイオードで光電変換された後、Inバンプを介してROICに入力されます。ROICではチャージアンプで電圧変換され、シフトレジスタにより順次ビデオラインから出力されます。なお、G12460-0606SはTO-8の1段電子冷却型ハーメチック構造であり、低価格・安定動作を実現しています。


■特長
・感度波長範囲: 1.12~1.9 μm
・オフセット補償により優れた直線性を実現
・高感度: 1600 nV/e-
・全画素同時蓄積 (グローバルシャッタモード)
・簡易動作 (タイミング発生器内蔵)
・1段電子冷却型
・低価格

感度波長範囲 1120~1900 nm
最大感度波長 typ. 1750 nm
イメージサイズ 3.2 × 3.2 mm
画素サイズ 50 × 50 μm
画素ピッチ 50 μm
総画素数 64 × 64 pixels
パッケージ メタル
冷却 1段電子冷却
フレームレート max. 1025 フレーム/s
暗電流 8 pA
測定条件 Ta=25 ℃, Td=0 ℃, Vdd=5 V, PD_bias=4.5 V

分光感度特性

外形寸法図 (単位: mm)

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