ICRエンジン | イムノクロマトリーダ

ICR (Immunochromato Reader)エンジンとは

試薬の発色/蛍光ライン検出を行う光学ヘッドと、ヘッドを駆動させるモータおよび制御基板を一体化したエンジンとしてC16171シリーズをご用意しています。

このエンジンを使用することで、高感度なライン検出を実現し、プロファイルデータの取得と波形解析のプログラムが活用できます。

ライン読み取りに特化した検査装置のコアパーツとして、検査装置の開発に活用いただけます。

C16171シリーズの動作概略

1. ICRエンジンの測定エリアにイムノクロマト試薬をセット

2. 試薬判定窓をスキャン

測定開始命令が実行され、コマンドを受信すると、モータが駆動し、光学ヘッドが試薬の発色(蛍光)エリアをスキャンします。

約12秒で、1回の測定が行われます。

ICRエンジンを真横から見た動作概略図

項目 単位
焦点距離 6 mm
セルフチェック実行時間 標準値 12 s
測定実行時間 標準値 12

適合可能な試薬について

項目 単位
検出エリア(検体展開方向×幅) 20 x 3 mm
最大検出ライン本数 6
検出ライン幅 0.8 ~ 1.2 mm
検出ライン間隔 3

3. プロファイルデータの取得と解析

データの取得

スキャンと同時に試薬の発色/蛍光プロファイルを測定します。

一度の測定で1000データのプロファイル測定結果を取得します。

取得プロファイル例(蛍光ライン)

データの解析

下記4種類の情報を取得し、解析結果をコマンドで読み出すことができます。

  • ピーク位置(Peak-X)
  • ピーク強度(Peak)
  • バックグラウンド(Background)
  • 面積(Area)

波形例(蛍光ライン)

製品の購入やさらに詳しい情報についてはお問い合わせください。

  • 資料請求
  • 価格
  • 納期
  • カスタマイズ
  • サポート
  • その他

お問い合わせ

お問い合わせ内容によっては、回答にお時間をいただく場合やお答えできない場合がございますので、あらかじめご了承ください。