浜松ホトニクスは「光」を活かす会社です

浜松ホトニクスは「光を使いこなす技術を開発して社会に役立てる」会社です。たとえば光をとらえる技術、あるいは光をつくる技術からは、高性能のセンサや光源などを生み出します。さらに用途に応じたシステムアップによって、社会のさまざまな場面で新たな可能性をつくります。

Photon is our business ― その決意に根差す可能性をお見せします。

光をはかる、光をつくる

浜松ホトニクスの製品

受光も発光も、
可視も不可視も

浜松ホトニクスは「受光」と「発光」の両デバイスを扱う企業です。
「受光」では、光電子増倍管やフォトダイオードをはじめとする幅広い光センサを、「発光」では、レーザ、LED、計測用ランプなど各種の光源を開発・製造しています。

また、それらデバイスは目に見える光だけでなく、極微弱光と呼ばれる非常に弱い光や、紫外線、赤外線、X線など目には見えない波長領域の光にも対応しています。

デバイスからシステムまで

浜松ホトニクスでは、光センサや光源といったデバイスだけでなく、デバイスに専用回路を付加したモジュールやユニット、さらには、それらを組み込んだ光計測システム、イメージングシステム、画像解析システムなど各種のシステムを開発・製造しています。

これらは、スマートフォンなど人々の暮らしに身近な製品から最先端の学術研究を支える計測装置まで幅広い分野で活躍しています。

細胞から宇宙まで

幅広いアプリケーション

課題解決に向き合う

浜松ホトニクスが提供するカスタマイズ

素材選びから設計まで

必要とされる性能、使用環境、サイズ・形状など、お客様の抱える課題は一つではありません。そのため、浜松ホトニクスでは一般品だけではなく、お客様のご要望に応じたカスタマイズ製品を数多く製造しています。
浜松ホトニクスのカスタマイズは、専門性の高い知識を持った技術者を交え、お客様のご要望を入念にヒアリングすることから始まります。ご要望に応じて、素材選びから設計の初期段階までそのレベルを問わず仕様を検討し、これまで培ってきた技術や知見を総動員してお客様の課題解決に向き合います。

  • 少量から大量生産まで

    浜松ホトニクスは、手作業を要する高精度な製造技術と大量生産可能な自社製造ラインの双方を持ち合わせています。これら「製造技術」と「生産能力」を掛け合わせた総合力を活かし、お客様のご要望に対応します。

  • 確かな品質のために

    浜松ホトニクスでは、ISO9001の品質マネジメントシステムを導入し、品質の標準化をはかっています。また、必要に応じてお客様のご要望を反映した試験を実施しています。

光の可能性を追求する

浜松ホトニクスの研究活動

「新しい知識」を生み出す基礎研究

光を探求し独自の知を生み出そうと設立されたのが、中央研究所、筑波研究センター、産業開発研究センターの3つの拠点です。光の基礎研究からその可能性を追求する応用研究まで、光に関する幅広い研究を担います。

産官学の連携や、企業の枠を超えて様々な研究機関と協力関係を構築、ネットワークを基盤として「新しい知識」の獲得を目指します。

  • 光情報処理・計測分野

    光の空間軸・時間軸・波長軸における高度な光制御・計測の研究を通じ、新しい情報処理のかたちを目指します。

  • 健康・医療分野

    「真の健康」の実現に向け、人の一生を健やかで充実したものにするために、PETの研究や生体計測など、幅広いアプローチを続けています。

  • 光バイオ分野

    生命現象と光との相互作用を理解し、生命の機能に学ぶ、あるいは、生活に役立つ道具をつくりだすことを目的とした研究を行っています。

  • 光材料分野

    ナノ領域における光と物質の相互作用及び光と電子の相互作用をナノホトニクスと呼び、このような新しい光と物質の相互作用を利用した新材料の研究を行っています。

  • エネルギー分野

    海水中の水素の同位元素からエネルギーを取り出すレーザ核融合の研究を柱に、光を用いた新しい産業の創出を目指しています。

未知未踏に挑む

浜松ホトニクスの精神

浜松ホトニクスの原点

「できないと言わずにやってみろ」。

お客様のご要望に応えるうえで、全く新しいチャレンジが必要になることがあります。前例のないことに取り組む勇気を奮い立たせるとき、私たちは「できないと言わずにやってみろ」という言葉を思い出します。人類未知未踏の領域を開拓し続ける浜松ホトニクスの原点が、この言葉に表されています。

世界最大の光電子増倍管開発を支えたもの

1979年、東京大学理学部の小柴昌俊教授(当時)の要請により、直径25インチの光電子増倍管開発が始まりました。目的は陽子崩壊の観測。当時、世界中を見渡しても8インチの開発が始まったばかりであり、25インチの開発は無謀ともいえるものでした。ところが、当時社長であった晝馬輝夫は「とにかくやってみろ」と社内に指示を出したのです。

案の定、開発は難航し、多くの試行錯誤がありましたが、出来上がった試作管は早期の段階から要求スペックをクリアし、極めて異例な成功を遂げたのです。

この背景に光技術に関する幅広い技術やノウハウの蓄積があったのは確かですが、それに加えて「やってみろ」という晝馬輝夫の指示に応え、知恵を絞った関係者の心意気があったのは間違いありません。浜松ホトニクスの精神が色濃く反映されたエピソードと言えます。

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科学の発展に貢献する

学術研究プロジェクトに採用される浜松ホトニクスの製品

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