応用例:光ヘテロダイン検波 | 量子カスケード光検出器

光ヘテロダイン検波

光干渉によって生じたビートノートの周波数を読み取ることを、光ヘテロダイン検波と呼びます。ビートノートは干渉させる2つのレーザの波長差が大きくなるにしたがって高周波数となるため、より広い波長領域でビートノートを検出するためには、高速な応答特性を有する光検出器が有効です。浜松ホトニクスでは、中赤外領域で20 GHzの周波数応答特性を持つ量子カスケード光検出器、高安定な量子カスケードレーザ(QCL)、超低ノイズなCWコントローラなど、光ヘテロダイン検波に最適なデバイスを提供しています。

光ヘテロダイン検波

ビートノートとは

発振波長のわずかに異なる2つのレーザを重ね合わせると、波長の差(周波数差)に相当する光のうなりが発生します。このうなりのことを光ビートやビートノートと呼び、またビートノートの周波数をビート周波数と呼びます。2つのレーザの関係によって生成されるビートノートには、レーザの強度や位相、周波数の変化が反映されます。光の干渉によって現れるビートノートは、レーザのわずかな変化に対して敏感に変化するため、高感度・高分解能な分光分析などに活用されています。

ビートノートとは

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