T-SMILS レーザ加熱システム

L15570シリーズ

温度計測機能を備えたレーザ加熱システムです。加工状態は加工点の温度に依存するため、レーザ加熱加工の高精度化・高再現性に有効です。

特長

  • 加工点の正確な温度を計測しつつレーザ加熱加工が可能(2色法適用)
  • 温度を目標としたレーザ出力フィードバック機能を装備
  • 均質ビームプロファイル(トップハット形状)
  • 外部機器(ロボット、PCなど)と容易に接続、高いFAコンパチビリティを有し、Industry 4.0 などに最適
  • レーザ出力は30 W、75 W、200 Wの3種のうち一つを選択可
  • 最大5種、6万ステップのプログラム可能
  • PCとの連係用にサンプルアプリを用意

応用

  • 樹脂溶着
  • 金属ナノインクの焼結
  • 防水シール
  • はんだ付け
  • 金属への焼き入れ
  • 接着剤の熱硬化

仕様

型名 L15570-111 L15570-211 L15570-311
レーザ加熱システム全体 外径寸法図 約390 mm × 約360 mm × 約390 mm(突起物を除く)
質量 ≦22 kg 
ガイド光波長 650 nm ±50 nm
ガイド光出力 ≦1 mW
光源部(SPOLD® LD照射光源本体) 光出力 30 W(min)  75 W(min) 200 W(min)
発信形態 CW
ピーク発振波長(25 ℃) 940 nm ±20 nm
冷却方式 空冷 水冷
レーザ伝送光ファイバ ファイバ長 約5 m (光源内部を除く長さ:約4.5 m)
照射ユニット スポット径 φ0.8 mm ~ φ6.4 mm(照射光学系による)
温度計測 計測方式 2色法光ファイバ式放射温度計
計測温度範囲 200 ℃ ~ 650 ℃
通信規格 プロトコル Ethernet:TCP/IP

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