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LCOS-SLM(空間光位相変調器)

LCOS-SLMは、光の位相を自由に変調する反射型の空間光位相変調器です。

製品ラインアップ

  • アルミミラー搭載

アルミで構成されたCMOS素子上の画素電極による光の反射を利用しており、広域の反射帯を有するため幅広い波長範囲で使用できます。

  • 誘電体多層膜ミラー搭載

画素電極上に、特定のレーザ波長に合わせて専用設計した誘電体多層膜が形成されています。広波長帯域タイプと比較して反射率が高く、LCOSのチップ内部での光の吸収が低減されるため、光利用効率と耐光性にすぐれています。

  • 誘電体多層膜ミラー搭載 / 水冷ヒートシンク搭載

特定波長向けタイプのヘッド部に水冷ヒートシンクを搭載し、レーザ照射による液晶の温度上昇を抑制して、耐光性をさらに向上させているため、高出力レーザにも対応可能です。

  • 誘電体多層膜ミラー搭載 / 水冷ヒートシンク搭載 / サファイアガラス搭載

水冷ヒートシンクに加えて、ガラス基板にサファイアガラスを採用し放熱効率を高めることで、耐光性を高めています。金属加工に使用されるような700 W以上のレーザにも対応可能です。

空間光制御技術 特集サイト

ミラーの違いや耐光性の違いなどに関する詳細は、空間光制御技術の理解に役立つ技術情報やこれまでの研究開発、アプリケーション例の情報をまとめた空間光制御技術 特集サイトでご紹介しています。

対応波長範囲

*1 単位面積あたり500 mW/cm2以下を推奨。

*2 照射条件に依存するため、詳細についてはお問い合わせください。

小型で低価格な組み込み型

各タイプにはより小型で低価格化した組み込み型も紹介可能です。詳細はお問い合わせください。

当社のLCOS-SLMと空間光制御技術に関する情報をまとめた特集サイトです。

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