波長11μmまでの中赤外光を高感度で検出可能
超小型、低コスト、高速応答のプリアンプ内蔵型受光素子を開発
2月1日より販売開始

2023年01月19日
  • 浜松ホトニクス株式会社
    本社:浜松市中区砂山町325-6
    代表取締役社長:丸野 正(まるの ただし)

プリアンプ付InAsSb 光起電力素子P16702-011MN

プリアンプ付InAsSb 光起電力素子P16702-011MN

 浜松ホトニクスは、インジウム(In)、ヒ素(As)、アンチモン(Sb)を使用した最新の中赤外光検出素子と独自の回路設計技術を応用し、波長11マイクロメートル(以下μm、μは100万分の1)までの中赤外光に高い感度を持つプリアンプ内蔵型の受光素子である「プリアンプ付InAsSb光起電力素子 P16702-011MN」を開発しました。従来のモジュール製品と同等の感度ながら大幅に小型化するとともに低コスト、高速応答も実現した本製品により、工場周辺などの測定現場で排ガスの成分を即時に分析することができる可搬型のガス分析機器への応用が期待されます。
 本製品は、国内外の環境計測機器、分析機器メーカーに向け、2023年2月1日(水)より販売を開始します。なお、本製品は1月31日(火)から2月2日(木)までの3日間、米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催される国際会議「SPIE Photonics West(フォトニクス ウエスト)2023」の併設展示会に出展します。

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