イッテルビウムファイバ増幅モジュール

aeroGAIN-RODシリーズ

高出力イッテルビウムロッドファイバ増幅モジュール

aeroGAIN-RODは、超短パルスレーザ向けの高出力ファイバ増幅モジュールです。3300 μm²のモードフィールド面積と高い励起吸収率により、これまで固体レーザ構成が必要とされた高出力領域まで増幅が可能です。

特長

  • 回折限界のビーム品質
  • 高ピークパワーに対する高い損傷耐性
  • コンパクトな形状
  • 高NA励起クラッド
  • 1030 nmに最適化
  • PMおよび非PM増幅に対応

製品詳細

優れたシングルモード増幅

aeroGAIN-RODは、従来マルチモードシステムで対応していた出力領域において、シングルモードでの増幅を実現します。シングルモード増幅には、マルチモードシステムと比較して以下の利点があります。

 

・高い出力安定性

・優れたビーム品質

・ファイバの強い曲げによるモード制御が不要

 

優れたモード品質と容易な結合特性により、aeroGAIN‑RODは高出力アンプの増幅媒体として適しています。アルミニウム筐体により、OEM用途や科学実験室でのセットアップにおいて、取り扱いや設置が容易に行えます。クイックカップリングを備えた一体型水冷機構を採用し、効率的な熱管理と長期安定動作を実現しています。励起光は、高い信頼性、高い損傷閾値、および高NA (開口数)を備えたエアクラッド技術を用いて導光されます。本モジュールには、高出力対応のARコート付きエンドキャップを標準装備しています。

仕様

光学的特性

  AEROGAIN-ROD 2.1 AEROGAIN-ROD 3.1 AEROGAIN-ROD 3.2
コア径 ≈ 85 μm
推奨中心波長 ≈ 1030 nm
励起クラッドNA (FWHM @950 nm) ≥ 0.50
ゲインファイバ長 804 mm ± 3 mm 604 mm ± 3 mm
クラッド吸収 @915 nm 5 dB ± 0.7 dB 5.7 dB ± 0.7 dB 4.3 dB ± 0.6 dB
クラッド吸収 @976 nm ≈ 15 dB (参考値)
PER *1 ≥ 15 dB
光学効率 *1 ≥ 60 % ≥ 40 %
ビーム品質 *1 M2 ≤ 1.3 M2 ≤ 1.2
モードフィールド径 1/e² [µm] *2 65 μm ± 10 %
平均光出力 ≤ 100 W ≤ 250 W ≤ 150 W
励起クラッド径 260 ± 15 μm

*1 公称動作条件下における値: シード光レベル5 W @1030 nm、976 nm励起、信号光出力≥ 100 W

*2 MFDは熱負荷によって減少し、動作条件に依存します。典型的な減少量は、信号光出力に対して0.1 %/Wのオーダーです。

機械的特性

  AEROGAIN-ROD 2.1 AEROGAIN-ROD 3.1 AEROGAIN-ROD 3.2
寸法 (W × L × H) 35 mm × 817 mm × 35.2 mm
質量 2.5 kg 1.9 kg
エンドキャップ長 5 mm
エンドキャップ径 6 mm
エンドキャップコーティング反射率 @1030 nm ≤ 0.2 %
エンドキャップコーティング反射率 @976 nm ≤ 0.3 %
エンドキャップ角度 (入力側) ≤ 0.5 °
エンドキャップ角度 (出力側) 2 ± 0.7 °
光軸高さ 25 mm

水冷特性

  AEROGAIN-ROD 2.1 AEROGAIN-ROD 3.1 AEROGAIN-ROD 3.2
水冷接続 8 mm × 1/4” BSPP
推奨冷却水流量 *1 > 1 L/min
推奨冷却水温度 *1 25 ℃
動作温度 +20 ℃ ~ +30 ℃ (周囲温度)
保存温度 -20 ℃ ~ +60 ℃ (周囲温度)

*1 アルミニウム製冷却回路を保護するため、防錆剤を添加した脱イオン水の使用を推奨します。必要な冷却水流量および冷却水温度は、実際の光学系のパラメータによって異なります。

外形寸法図 (単位: mm)

AEROGAIN-ROD 2.1 / 3.1

AEROGAIN-ROD 3.2

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