光電子増倍管シリーズ 光電子増倍管シリーズ

セレクションガイド | 光電子増倍管 (PMT)

光電子増倍管の基礎セミナー オンデマンド配信中

2024年3月に実施したオンラインセミナーの様子を質疑応答も含めて公開しました!PMTは微弱光検出器のため、検出光が強くなると正確な測定ができなくなります。
第3回となる今回は、入射光が強くなった際に生じる事象とその対策方法について、実験を交えながらご紹介しています。

PMTを搭載した装置の設計者はもちろん、大学研究室などで実験をされる光学初心者の方にもおすすめの基礎セミナーです。ぜひお気軽にご視聴ください。

真空紫外域(VUV)~紫外域(UV)

紫外領域の光に感度を持つ光電子増倍管です。
光電子増倍管の選定においては、受光窓のガラス素材に紫外光を透過する材質を選ぶ必要があります。

トピックス


ソーラーブラインド特性

200~300nm以上の波長に対してほとんど感度を持たないため、一般的に真空環境の測定で使用されます。窓材にはMgF2結晶、石英ガラスが用いられます。

おすすめの光電面


・Cs-I(ヨウ化セシウム)光電面
・Cs-Te(セシウムテルル)光電面

適応用途


・発光分光分析
・学術研究
・プラズマモニタ
・原子蛍光

サイドオン型光電子増倍管おすすめ製品

有効エリア:8 mm × 24 mm

  • 最高感度波長:130 nm
  • 感度波長範囲:115~195 nm

  • 最高感度波長:200 nm
  • 感度波長範囲:115~320 nm

  • 最高感度波長:230 nm
  • 感度波長範囲:160~320 nm

有効エリア:4 mm × 13 mm

  • 最高感度波長:130 nm
  • 感度波長範囲:115~195 nm

  • 最高感度波長:200 nm
  • 感度波長範囲:115~320 nm

  • 最高感度波長:230 nm
  • 感度波長範囲:160-320 nm

ヘッドオン型光電子増倍管のおすすめ製品

管径φ13 mm (有効エリア:Φ6 mm ~ Φ10 mm)

  • 最高感度波長:140 nm
  • 感度波長範囲:115~200 nm

  • 最高感度波長:240 nm
  • 感度波長範囲:115~320 nm

  • 最高感度波長:240 nm
  • 感度波長範囲:160~320 nm

管径φ19 mm (有効エリア:Φ13 mm ~ Φ15 mm)

  • 最高感度波長:140 nm
  • 感度波長範囲:115~200 nm

  • 最高感度波長:240 nm
  • 感度波長範囲:115~320 nm

  • 最高感度波長:240 nm
  • 感度波長範囲:160~320 nm

管径φ28 mm (有効エリア:Φ23 mm ~ Φ25 mm)

  • 最高感度波長:140 nm
  • 感度波長範囲:115~200 nm

  • 最高感度波長:240 nm
  • 感度波長範囲:115~320 nm

  • 最高感度波長:240 nm
  • 感度波長範囲:160~320 nm

光電子増倍管モジュールのおすすめ製品

電流出力タイプ

  • 感度波長範囲:185~700 nm
  • +5 V動作
  • セトリングタイム 10 s

  • 感度波長範囲:185~700 nm
  • +15 V動作
  • セトリングタイム 0.2 s

  • 感度波長範囲:185~650 nm
  • +15 V動作
  • セトリングタイム 0.2 s

電圧出力タイプ

  • 感度波長範囲:185~700 nm
  • +5 V動作
  • セトリングタイム 10 s

  • 感度波長範囲:185~700 nm
  • +15 V動作
  • セトリングタイム 0.2 s

可視域(VIS)

おおよそ350 nm~750 nmの、人間の目が光として感じ取れる領域です。

トピックス


放射線計測

NaI(ヨウ化ナトリウム)シンチレータの発光波長がおおよそ420 nm付近のため、放射線計測では感度波長が一致する透過型光電面の光電子増倍管を応用できます。透過型光電面の中には、製法によって長波長側の感度が増強されたモデルもあります。

おすすめの光電面


・バイアルカリ光電面
・スーパーバイアルカリ光電面
・ウルトラバイアルカリ光電面
・緑感度増強型バイアルカリ

適応用途


・発光分光分析
・免疫検査装置
・SOx計
・放射線計測

サイドオン型光電子増倍管おすすめ製品

有効エリア:8 mm × 24 mm

  • 最高感度波長:400 nm
  • 感度波長範囲:185~650 nm

  • 最高感度波長:410 nm
  • 感度波長範囲:185~710 nm

  • 最高感度波長:420 nm
  • 感度波長範囲:185~750 nm

有効エリア:4 mm × 13 mm

  • 最高感度波長:340 nm
  • 感度波長範囲:185~650 nm

  • 最高感度波長:400 nm
  • 感度波長範囲:185~680 nm

ヘッドオン型光電子増倍管のおすすめ製品

管径φ10 mm ~ φ19 mm(有効エリア:φ8 mm ~ φ15 mm)

  • 最高感度波長:420 nm
  • 感度波長範囲:300~650 nm

  • 最高感度波長:420 nm
  • 感度波長範囲:300~650 nm

  • 最高感度波長:420 nm
  • 感度波長範囲:300~650 nm

管径φ25 mm ~ φ34 mm(有効エリア:φ22 mm ~ φ34 mm)

  • 最高感度波長:420 nm
  • 感度波長範囲:300~650 nm

  • 最高感度波長:420 nm
  • 感度波長範囲:300~650 nm

  • 最高感度波長:420 nm
  • 感度波長範囲:300~650 nm

管径φ52 mm ~ φ127 mm(有効エリア:φ46 mm ~ φ111 mm)

  • 最高感度波長:420 nm
  • 感度波長範囲:300~650 nm

  • 最高感度波長:420 nm
  • 感度波長範囲:300~650 nm

  • 最高感度波長:420 nm
  • 感度波長範囲:300~650 nm

メタルパッケージ型

  • 有効エリア:φ8 mm min.
  • 最高感度波長:400 nm
  • 感度波長範囲:230~700 nm

  • 有効エリア:23 mm × 23 mm min.
  • 最高感度波長:400 nm
  • 感度波長範囲:300~650 nm

光電子増倍管モジュールのおすすめ製品

電流出力タイプ

  • 感度波長範囲:300~700 nm
  • +5 V動作
  • セトリングタイム10 s

  • 感度波長範囲:230~700 nm
  • セトリングタイム2s
  • ゲート回路内蔵

  • 感度波長範囲:300~650 nm
  • 上昇時間:350 ps
  • セトリングタイム10 s

フォトンカウンティング回路内蔵タイプ

  • 感度波長範囲:230~700 nm
  • +5 V動作

  • 感度波長範囲:230~700 nm
  • +5 V動作
  • USB2.0対応

可視域(VIS)~近赤外域(NIR)

おおよそ350 nm~800 nmの、人間の目が光として感じ取れる領域です。
可視域から近赤外域まで、広い感度波長域に感度を持つスタンダードな光電子増倍管をラインアップしています。

トピックス


GaAsP(ガリウムヒ素リン)光電面

セシウムで結晶材料を活性化したもので、結晶光電面と呼ばれます。可視域で非常に高い量子効率を得られます。アルカリ金属を主体とする他光電面と比べ、強い入射光に対し比較的劣化を起こしやすいので注意が必要です。

おすすめの光電面


・マルチアルカリ光電面
・GaAsP(ガリウムヒ素リン)光電面
・GaAs(ガリウムヒ素)光電面

適応用途


・フローサイトメータ
・検体検査装置
・分光光度計
・NOx計
・レーザ顕微鏡

サイドオン型光電子増倍管おすすめ製品

有効エリア:8 mm × 24 mm

  • 最高感度波長:400 nm
  • 感度波長範囲:185~900 nm

  • 最高感度波長:450 nm
  • 感度波長範囲:185~900 nm

  • 最高感度波長:450 nm
  • 感度波長範囲:185~900 nm

  • 最高感度波長:400 nm
  • 感度波長範囲:185~980 nm

有効エリア:4 mm × 13 mm

  • 最高感度波長:450 nm
  • 感度波長範囲:185~900 nm

  • 最高感度波長:450 nm
  • 感度波長範囲:185~900 nm

  • 最高感度波長:480 nm
  • 感度波長範囲:185~900 nm

ヘッドオン型光電子増倍管のおすすめ製品

管径φ13 mm ~ φ15 mm (有効エリア:φ10 mm ~ φ15 mm)

  • 最高感度波長:420 nm
  • 感度波長範囲:185~850 nm

  • 最高感度波長:420 nm
  • 感度波長範囲:300~850 nm

管径φ25 mm ~ φ34 mm (有効エリア:φ22 mm ~ φ34 mm)

  • 最高感度波長:420 nm
  • 感度波長範囲:300~850 nm

  • 最高感度波長:420 nm
  • 感度波長範囲:185~850 nm

  • 最高感度波長:600 nm
  • 感度波長範囲:300~900 nm

管径φ52 mm ~ φ127 mm (有効エリア:φ46 mm ~ φ111 mm)

  • 最高感度波長:420 nm
  • 感度波長範囲:300~850 nm

  • 最高感度波長:300-800 nm
  • 感度波長範囲:160~930 nm

  • 最高感度波長:420 nm
  • 感度波長範囲:300~850 nm

メタルパッケージ型

  • 有効エリア:φ8 mm min.
  • 最高感度波長:400 nm
  • 感度波長範囲:230~870 nm

  • 有効エリア:23 mm × 23 mm min.
  • 最高感度波長:530 nm
  • 感度波長範囲:300~920 nm

光電子増倍管モジュールのおすすめ製品

電流出力タイプ

  • 感度波長範囲:230~920 nm
  • セトリングタイム2 s
  • ゲート回路内蔵

  • 感度波長範囲:300~740 nm
  • セトリングタイム10 s
  • ゲート回路内蔵

  • 感度波長範囲:300~870 nm
  • +5V動作
  • セトリングタイム10 s

  • 感度波長範囲:300~870 nm
  • +15V動作
  • セトリングタイム0.2 s

電圧出力タイプ

  • 感度波長範囲:300~740 nm
  • +5V動作
  • セトリングタイム10 s

フォトンカウンティング回路内蔵タイプ

  • 感度波長範囲:230~870 nm
  • +5 V動作

  • 感度波長範囲:230~870 nm
  • +5 V動作
  • USB2.0対応

近赤外域(NIR)

光のエネルギーが小さく、透過性が高いため、リモコンをはじめ生活の中でも多く応用されます。光電子増倍管の応用においては、その感度から長距離測光などの特殊な用途にも用いられます。

トピックス


InGaAs(インジウムガリウムヒ素)光電面

GaAsP同様、結晶光電面と呼ばれます。GaAsP光電面が可視光に高い感度が得られるのに対して、ここでの結晶光電面は950 ~ 1700nm程度の近赤外の光を検出することが可能な光電面になります。アルカリ金属を主体とする他光電面と比べ、強い入射光に対し比較的劣化を起こしやすいので注意が必要です。また、は暗電流が多いため、冷却器が必須となります。

おすすめの光電面


・InGaAs(インジウムガリウムヒ素)光電面
・InP/InGaAsP(インジウムリン/インジウムガリウムヒ素リン)光電面

適応用途


・分光光度計
・LIDAR
・CL測定
・PL測定光

サイドオン型光電子増倍管おすすめ製品

有効エリア:8 mm × 24 mm

  • 有効エリア:3 mm × 12 mm
  • 最高感度波長:400 nm
  • 感度波長範囲:185~1010 nm

  • 有効エリア:3 mm × 12 mm
  • 最高感度波長:300~800 nm
  • 感度波長範囲:185~930 nm

ヘッドオン型光電子増倍管のおすすめ製品

管径φ52 mm (有効エリア:3 mm × 8 mm)

  • 最高感度波長:1300 nm
  • 感度波長範囲:300~1400 nm

  • 最高感度波長:1500 nm
  • 感度波長範囲:300~1700 nm

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