フォトニック結晶ファイバ

超短パルスレーザ光を増幅することができる光ファイバ技術です。屈折率が異なる材料と内部の微細な中空構造によって、光の制御と伝送に優れた性能を発揮します。

フォトニック結晶ファイバー

フォトニック結晶ファイバ(PCF)は、NKT photonics社の白色光レーザ、高出力増幅器、超高速ファイバレーザの基盤となる同社独自のコアテクノロジーで、超短パルスレーザ光を増幅することが可能な光ファイバ技術です。通常の光ファイバとは異なり、屈折率が異なる材料を組み合わせて形成し、内部に微細な中空構造が配置されているため、超高輝度光のファイバ伝送や導光が可能です。

PCFはさまざまな設計が可能で、有効屈折率の波長依存性によって、特定の波長のみ光を通すファイバや、非常に非線形な特性を持つファイバなど、さまざまな新しい特性を持つファイバを実現いたします。

Ybファイバゲインモジュール aeroGAINシリーズ

フォトニック結晶ファイバの技術を応用した、高性能なイッテルビウムファイバゲインモジュールで、産業および研究のどちらの用途においても、高い増幅性能と使いやすさを両立しています。

高出力超短パルスレーザ向けに設計されていて、OEMや研究用途でのセットアップに簡単に接続することが可能で、取り扱いやすいモジュールです。

aeroGAIN-BASE

aeroGAIN-ROD

NKT Photonics社について

NKT Photonics社(NKT Photonics A/S、本社:デンマーク コペンハーゲン)は、浜松ホトニクスのグループ会社のファイバレーザメーカーです。超短パルスレーザ増幅用やファイバ転送用としてお使いいただける独自のフォトニック結晶ファイバ製造技術を保有しています。

また、フォトニック結晶ファイバだけでなく、その要素技術を活かした主力製品として、スーパーコンティニューム光源、単一周波数ファイバレーザ、超短パルスレーザなども提供しています。

同社のレーザ製品群は、その優れた特長により、医療やライフサイエンス、半導体をはじめとする産業分野、量子関係など、幅広い市場でお使いいただけます。

 

NKT Photonics社

トップページ https://www.nktphotonics.com/

ローカルコンタクトページ https://www.nktphotonics.com/contact/find-your-local-contact/

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