分析・計測に幅広く応用可能なSi APDアレイを新たにラインアップ

短波長高感度の1×16 ch APDアレイ S15249

S15249は、紫外から可視域の感度が高く、検査装置や分析装置などに広く使われているSi APD (S12053シリーズ)をアレイ化した製品です。

素子間ギャップを60 µmと大幅に狭くしたことで、ギャップによる信号光のロスが少ない計測の実現に寄与します。

また、Siフォトダイオードアレイ (S15158)で実績のある表面実装技術を採用し、小型で安価・量産に適したパッケージとなっています。

主な特長

1) 短波長域で高感度: QE=77% (λ=450 nm)

2) 低バイアス動作: 降伏電圧=160 V typ.

3) 素子間の増倍率バラツキが小さい

特性

分光感度特性

クロストーク特性

応用例

フローサイトメータ

フローサイトメータ

血液分析

血液分析

パーティクルカウンタ

パーティクルカウンタ

仕様

項目 NEW S15249 単位
パッケージ COB (Chip on Board) -
外形寸法 (W × D × H) 13.2 × 4.5 × 1.6 mm
受光面サイズ (1素子当たり) 0.7 × 2.0 mm
感度波長範囲 350 ~ 1000 nm
最大感度波長 620 nm
降伏電圧 160 V
遮断周波数 100 MHz

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