世界最長、波長2.55µmの近赤外光までエリア検出可能
ハイパースペクトルカメラ向けInGaAsエリアイメージセンサを開発
7月1日から受注開始

2019年06月05日
  • 浜松ホトニクス株式会社
    本社:浜松市中区砂山町325-6
    代表取締役社長:晝馬 明(ひるま あきら)

InGaAs エリアイメージセンサ G14674-0808W

浜松ホトニクスは、長年培った化合物光半導体の製造技術により、インジウム(In)、ガリウム(Ga)、ヒ素(As)を材料とするエリアイメージセンサとしては世界最長となる波長2.55マイクロメートル(以下、μm、μは百万分の1)の近赤外光まで検出できる撮像素子「G14674-0808W」を新たに開発しました。本製品をプラスチックのリサイクル用途向けのハイパースペクトルカメラに組み込むことで、これまで識別が難しかった難燃性樹脂が含まれているプラスチックも選別でき、リサイクル率向上につながると期待されます。本製品は、7月1日(月)から国内外の産業用カメラメーカーに向け受注を開始します。

なお、本製品は、6月12日(水)から6月14日(金)までの3日間、パシフィコ横浜(横浜市西区)で開催される、国内外の画像処理機器とセンシング技術が集う「画像センシング展2019」に出展します。

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