DCAM-API Lite for Linux

最新リリース

バージョン 公開日 対応ディストリビューション
v24.4.6764 2024/4

Ubuntu 22.04 LTS (Kernel v5.xx)

Debian 11

リリースノート

ソフトウエアのバグ修正や追加機能に関する情報は以下のページをご覧ください。

 

リリースノート

Tested Configurations

適合製品や対応ディストリビューション、インターフェースボード等についての詳細はこちらをご覧ください。

 

DCAM-API Lite for Linux Tested Configrations v24.4.pdf

対応ディストリビューション

ディストリビューション GCC GLIBC CPU
Ubuntu 22.04 LTS (Kernel v5.xx) 11.3.0 2.35 X86_64
Debian 11 10.2.1 2.28 X86_64

*上記に記載されていないディストリビューションの対応についてはお問い合わせください。

適合製品

型名 製品名
C15550-22UP ORCA-Quest 2
C15550-20UP ORCA-Quest
C15440-20UP ORCA-Fusion BT
C14440-20UP ORCA-Fusion
C13440-20CU ORCA-Flash4.0 V3

*上記以外の製品への対応についてはお問い合わせください。

ソフトウエアダウンロード 使用条件同意書

浜松ホトニクス株式会社(「弊社」)がこのサイトで提供する本ソフトウェア(お客様が当サイトからダウンロードされるソフトウェアや取扱説明書などの情報のことをいいます)は、お客様が下記の同意書の内容にご同意頂いた場合にダウンロードし使用することができます。お客様が欄外の「同意してダウンロード」をクリックしたときは、本同意書の全ての内容に同意したものとします。本ソフトウェアのダウンロード前に、本同意書の内容を十分ご確認のうえ、クリックして下さい。

ソフトウエアユーザ契約

浜松ホトニクス株式会社

 

本ソフトウエアユーザ契約(以下、「本契約」といいます)は、 浜松ホトニクス株式会社 (以下、「弊社」といいます) とライセンシー (以下、「ライセンシー」といいます) との間で締結され、ライセンシーが本ソフトウエア (第1条にて定義するものをいいます) をインストールまたはその他の方法で使用した日 (以下、「効力発生日」といいます) に効力を有します。

 

1. ライセンスの許諾、ライセンシーの制限

 

1.1 限定的ライセンスの許諾

 

弊社は、ライセンシーに対して、本契約の条件に基づいて、DCAM-APIドライバー (本契約において、「本ソフトウエア」といいます) を第1.2条で規定する範囲において使用するために必要な無償、非独占的、譲渡不能、サブライセンス不能、取消可能、限定ライセンスを許諾します。ライセンシーは、弊社による事前の書面による承諾を得ることなく、その他の目的のために、本ソフトウエアおよび知的財産権を使用してはならない。本ソフトウエアを使用する際に発生する費用はすべて、ライセンシーの負担とします。本契約に定めるライセンスは、ライセンシーに対してのみライセンス許諾されるものとします。

 

1.2 ライセンスの範囲

 

本ライセンシーは、弊社のカメラ製品等を制御するソフトウエアを設計、開発するためにのみ、本ソフトウエアを使用するものとします。ただし、ライセンシーは、自己の製品 (ソフトウエアを含みます) に本ソフトウエアを組み込み、当該製品を自己の顧客に販売することができます (以下、本ソフトウエアを組み込んだライセンシーの製品を「ライセンシーの製品」といいます) 。

 

1.3 制限および禁止事項

 

ライセンシーは、いかなる場合であっても、直接的・間接的を問わず、本契約に明示的に許諾されていない方法で、本ソフトウエアをリバースエンジニアリング、分析、複製、またはその他使用しないこと (これらの支援、補助等を含みます) を表明し、保証します。第1.3条の制限および禁止の対象物には、ハードウエア・ソフトウエア (組み込まれているか否かを問いません) 、セキュリティ技術、SDKに関連するすべてのバイナリファイル、および、別途定める弊社のカメラ製品等を含みますが、これらに限られません。

ライセンシーは、直接的または間接的を問わず、(a) 本契約に基づく本ソフトウェアの開発に関連する場合を除いて、本ソフトウエアを複製、または本ソフトウエアの派生物を作成してはならず、(b) 本ソフトウエアを第三者に対して販売、賃貸、譲渡、貸与、サブライセンス、抵当権の設定またはその他の方法で譲渡または処分してはならず、(c) 弊社の事前の明示的な書面による同意なしに、事前にパッケージされたインストーラー以外の形式でDCAM-APIドライバーを配布してはなりません。

 

1.4 HPKの権利 

 

本ソフトウエアに対するすべての所有権、著作権を含む知的財産権および他の権利は、引き続きHPKまたは正当な権利を有する第三者の財産であるものとします。弊社は、本契約により明示的に許諾される場合を除いて、本契約は、弊社が本ソフトウエアに対するいかなる権利をもライセンシーに対して譲渡、提供するものとは解されず、弊社または正当な権利を有する第三者は、引き続き本ソフトウエアに対する権利を留保するものとします。

 

1.2条、ないし1.4条の定めにかかわらず、本ソフトウエアの性能、設計または運用の研究のためにライセンシーが開発または作成したものは、知的財産権の二次的派生物とみなされるものとしますが、本契約に関連してライセンシーが保持し、使用することができるものとします。ライセンシーは、(i) 当該派生物に関する特許、著作権またはその他の財産的権利を要求、請求または申請してはならず、(ii) 当該派生物を第三者に提供してはならず、または(iii) 本契約に基づく本ソフトウエアの設計および開発に関連する場合を除き、当該派生物を使用してはなりません。

 

2. 製品サポート

 

ライセンシーは自己の顧客に対し、ライセンシーの製品に対して、最低90日間の保証を提供しなければなりません。また、ライセンシーは、ライセンシーの製品に対して、保証外のサービスを含め、合理的な製品サービスを提供しなければなりません。いかなる場合においても、弊社はライセンシーの製品の保証またはサポートに責任を負わないものとします。

 

3. 秘密情報

 

3.1 定義 

 

「秘密情報」とは、弊社または本ソフトウエアに関連する第三者によりライセンシーに提供される、(a) 現在または将来におけるすべての情報、ノウハウ、技術、手法、情報、ツール、エミュレーター・ハードウエアまたはソフトウエア、ソフトウエア開発仕様書または企業秘密、(b) 特許または特許出願書類、(c) 事業、マーケティング、販売データまたは販売情報、および(d)開発、設計、運用、製造、マーケティングまたは販売に関連するその他の情報またはデータ (以上(a)~(c)を含むがこれらに限定されません) を意味します。秘密情報には、書面、口頭、視覚的、図面、技術仕様書、ソフトウエア、見本、写真、ひな形、記録または他の有形物で、何らかの形式で上記の情報を含むまたは表示する形で開示されるすべての秘密情報が含まれるものとします。秘密情報には、(i) 本ライセンシーが本契約に基づき当該情報を受領する前に公知であった、または、ライセンシーの不正な作為または不作為による場合を除き、当該情報を受領後、公知となったデータおよび情報、(ii) 本契約に基づき当該情報を受領する前に、使用または開示を制限することなく、自己が所有していたことを立証できる情報、および(iii) ライセンシーが、直接的または間接的に「弊社」から当該情報を取得しておらず、本ライセンシーが秘密保持義務を負わない第三者から当該データおよび情報を受領したことを立証できる情報は含まれないものとします。

 

3.2 行政命令又は司法命令による開示 

 

ライセンシーは、政府機関または司法機関により要求される場合、当該機関に対し、秘密情報を開示することができるものとしますが、少なくとも30日前までに、弊社に対して通知することを条件とします。ライセンシーは、開示範囲を必要最小限にするために最善を尽くすものとし、弊社より要求される場合、適切な保護命令の申立て等に協力するものとします。

 

3.3 開示および使用 

 

弊社は、本ソフトウエアの使用においてライセンシーを支援するために極秘の開発情報、システム、仕様および関連資料ならびに秘密情報を構成および組み込んだ情報を本ライセンシーに開示することができます。ライセンシーは、全ての秘密情報を極秘に保持し、本契約に従って、かかる秘密情報を使用することに同意するものとします。ライセンシーは、秘密情報を、厳に知る必要のあるライセンシーの従業員にのみ開示するものとし、当該従業員との間で書面またはその他の方法によって、本契約に定める守秘義務と少なくとも同等以上の守秘義務を課すことを保証するものとします。ライセンシーは、秘密情報を受領、または、取り扱う従業員が、秘密情報を開示せず、または、不正使用を行わないよう、自己の最善を尽くすものとします。

 

3.4 独立請負業者への開示の禁止 

 

ライセンシーは、弊社の書面による事前の承諾を得ることなく、秘密情報を独立請負業者、下請業者および第三者 (本契約において、「独立請負業者」といいます) に開示してはなりません。秘密情報を知る必要のある独立請負業者は、ライセンシーまたは弊社のいずれかから秘密情報を開示する前に、HPKと独立請負業者との間で秘密保持契約を締結することが要求されるものとし、ライセンシーは弊社が当該独立請負業者との間で秘密保持契約を締結できるよう協力するものとする。

 

4. 非保証

 

弊社は、本ソフトウエアがライセンシーの特定の目的に対し適していること、有益であること、本ソフトウエアに誤りまたは瑕疵がないこと、および本ソフトウェアに基づくライセンシーのソフトウエアが完全であり、有益であり、または誤りがないことを保証しないものとします。弊社は、本契約に明確に記載する場合をのぞき、本ソフトウエアに関連するいかなる保証も行わないものとします。弊社は、いかなる場合においても、本ソフトウエアの使用に起因または関連する直接的または間接的な費用、損害に対して責任を負わないものとします。弊社は、いかなる場合においても、ライセンシーまたはエンドユーザに対し、ライセンシーのソフトウエアの保守またはサポートを提供しないものとし、弊社は、当該ライセンシーのソフトウエアの使用に起因または関連して生じるトラブルまたは不具合に対して責任を負わないものとします。

 

5. 契約期間

 

5.1 契約期間

 

本契約は、効力発生日から、弊社が本契約の終了を選択した日まで効力を有するものとします。

 

5.2 不履行または違反

 

ライセンシーが本契約に違反し、弊社がその是正を通知した場合、当該通知後30日以内に違反が是正されない場合、本契約は、当該通知に明記される日に自動的に終了するものとします。

 

5.3 終了の効果

 

本契約が終了または満了した場合、本契約に基づき許諾されたすべてのライセンスは終了し、ライセンシーはすべてのソフトウエア (その複製物を含みます) を直ちに破棄するものとし、本ソフトウエアの使用を停止しなければなりません。加えて、本ソフトウエアおよび複製物は、本ソフトウエアまたは当該複製物がインストールされたすべてのサーバー、コンピュータ、計算機、端末等から直ちに削除されるものとします。

 

6. 総則

 

6.1 輸出管理

 

ライセンシーは、本ソフトウエアおよび/またはいずれかの当事者に対する管轄権を有する国の適用されるすべての輸出法および規則を遵守することに同意するものとします。

 

6.2 準拠法・裁判管轄

 

本契約は、抵触法の原則に関係なく、日本国法に準拠するものとします。国際物品売買に関する国際連合条約は、適用されません。本契約に関連して生ずる紛争は、日本における東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所とします。

 

6.3.完全合意

 

本契約は、本契約に関する両当事者間の完全合意を構成します。当事者間の本契約に関するすべての従前の交渉、表明、合意および了解事項は、本契約より消滅し、本契約により完全に表明されます。

 

6.4 改訂

 

本契約は、弊社が随時更新することができ、その場合、最新版が常に優先されるものとします。

 

6.5 権利不放棄

 

本契約のいかなる条項も、弊社により放棄されたとはみなされず、またいかなる違反も、当該放棄または同意が弊社により署名された書面によるものでない限り、免除されないものとします。

 

6.6 存続

 

本契約における他の条項に定める権利に加えて、第3条に定める権利および義務は、本契約の満了または終了後も、存続するものとします。

 

7. OSS

 

本ソフトウェアはダウンロードしたパッケージに含まれる「third-party-notice.txt」に記載されたオープンソースソフトウエアを含んでおり、本契約の条件は当該オープンソースソフトウエアのライセンス条件に反しない範囲で有効とします。

ライセンシーは、「third-party-notice.txt」に従って、オープンソースソフトウエアの条件を確認し、遵守するものとします。

2024年2月1日

その他注意事項

  • 1台のPCで制御できるカメラは1台のみです。
  • Linux用の画像取得ソフトウェアは用意しておりません。お客様ご自分で開発していただく必要があります。SDKのダウンロードはこちら
  • DCAM-API Lite for Linuxに関する質問対応は行っておりません。本ページ下部の「FAQs」をご参照ください。

ダウンロード

バージョン 公開日 ディストリビューション ダウンロード
v24.4.6764 2024/4

Ubuntu 22.04 LTS (Kernel v5.xx)

Debian 11

tar.gz(45.7 MB)

Tested Configurations.pdf

直近のバージョン履歴
バージョン 公開日 ディストリビューション ダウンロード
v24.2.6764 2024/2

Ubuntu 22.04 LTS (Kernel v5.xx)

Debian 11

tar.gz(46.5 MB)

Tested Configurations.pdf

FAQs

CoaXPress / CameraLink

CoaXPressカメラ / CameraLinkカメラが認識しない
原因 対策
  • ドライバがインストールされていない
  • FrameGrabber が認識されていない
  • $lsmod | grep asl を実行し、モジュールが表示されることを確認、何も表示されなければ、DCAM を再インストールする
  • /usr/local/activesilion/bin64/phx_info を実行して FrameGrabber の情報が表示されることを確認する
  • $sudo dmidecode -t slot を実行し、FrameGrabber がささっているスロットがその FrameGrabber の動作環境に適合しているか確認する
  • $ldconfig -p | grep libdcamapi を実行し、DCAM モジュールがインストールされていることを確認、何も表示されなければ DCAM を再インストールする

ドライバビルドに失敗する
原因 対策
  • Secure Boot が Enable
  • システムが 64bit でない
  • インストーラ内の doc/addsign.txt を参照して署名をつけてドライバを再ビルドする
  • 64bit OS で起動する

Debian 11 以上で CoaXPress カメラの画像が全て0になる
原因 対策
  • BIOS 設定の IOMMU が Enable 
  • インストール時に警告が表示されていることを確認し、BIOS 設定から IOMMU を Disable にする

USB

USBカメラが認識しない
原因 対策
  • デバイスを扱う権限がない
  • 権限のあるユーザで実行する
  • lsusb コマンドを実行し、カメラ情報が表示されることを確認する

その他

"Lite" とはどういう意味ですか?

"Lite" とは、対応カメラおよびディストリビューションの限定されたバージョンを意味します。

対応製品 / ディストリビューションに記載されていない組み合わせをご希望の場合は、弊社サポートまでお問い合わせください。

* Linuxは、Linus Torvalds 氏の日本およびその他の国における登録商標または商標です。

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