InGaAsリニアイメージセンサ

G11608-512DA

広い感度波長範囲の近赤外イメージセンサ (0.5~1.7 μm)

G11608シリーズは、近赤外マルチチャンネル分光測光用に設計されたInGaAsリニアイメージセンサです。短波長高感度タイプInGaAsフォトダイオードアレイ、CMOSチップ上に形成されたチャージアンプアレイ、シフトレジスタ、およびタイミング発生回路で構成されています。チャージアンプアレイはCMOSトランジスタで構成され、InGaAsフォトダイオードアレイの各画素に接続されています。各画素からの信号は電荷蓄積モードで読み出されるため、広い感度波長範囲で高い感度と安定した動作が得られます。
CMOSチップ上の信号処理回路は、外部電圧によって2種類の変換効率(CE: conversion efficiency)から選択できます。


■特長
・広い感度波長範囲 (0.5~1.7 μm)
・低ノイズ
・2種類の変換効率から選択可能
・飽和対策回路を内蔵
・CDS回路を内蔵
・サーミスタ内蔵
・簡単動作 (タイミング発生回路を内蔵)

イメージサイズ 12.8 x 0.5 mm
画素サイズ 25 x 500 μm
画素ピッチ 25 μm
総画素数 512 pixels
パッケージ セラミック
冷却 非冷却
ラインレート max. 9150 ライン/s
感度波長範囲 500~1700 nm
暗電流 max. 5 pA
測定条件 指定のない場合はTyp. Ta=25 ℃,Vdd=5 V,INP=Vinp=PDN=4 V,Fvref=1.2V,Vφ=5V,f=500 kHz

分光感度特性

外形寸法図 (単位: mm)

関連ドキュメント

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