CdTeラインセンサ

C10413

検出素子にテルル化カドミウムを用いて、同時に5つの異なるエネルギー領域の放射線フォトン(光子)の数を測定し画像データを取得する放射線ラインセンサです。これにより、物質を透過する放射線のエネルギー情報を利用して、物質の材質判別や、物質の厚さ、密度、濃度など状態量を計測することが可能となります。食品の異物検査や手荷物検査、配管・構造物・コンテナなどの産業用非破壊検査、あるいはX線CTや骨密度測定など医療用の放射線検査装置分野への応用が期待できます。

特長

直接変換型半導体検出素子(CdTe)による高い放射線検出効率

5段階のエネルギーしきい値設定により入射する放射線の弁別が可能

各素子の並列信号読み出しが可能

高計数率特性

エネルギーウィンドウの設定により散乱線やビームハードニングの除去が可能

X線、ガンマ線に対して広いエネルギー測定範囲

応用例1

応用例2

応用例3

応用例4

仕様

外形寸法図(単位:mm)

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