高安定・高輝度な近赤外スーパーコンティニューム(SC)光源

超短パルスレーザを利用した非線形光学現象により生成される広帯域なレーザを用いた近赤外SC光源は、レーザの集光性と高い輝度特性・ランプの幅広いスペクトルを兼ね備えたコンパクト設計のレーザ光源です。
他社製近赤外SC光源よりも高安定、かつハロゲンランプよりも高輝度な特性を実現したことにより、幅広い用途における高精度な計測・分析・検査を可能にします。
 
 

近赤外SC光源

特長

1) 高安定: 0.1 % (Typ.)

2) 高輝度: 約20,000倍(ハロゲンランプ比)

3) 幅広い発振スペクトル : 1300 nm ~ 2000 nm

用途

1) OCT(光干渉断層計)

2) FT-NIR(フーリエ変換近赤外分光光度計)

3) ガス計測

4) 半導体ウェーハ検査

5) 近赤外分光分析

特性図

発光スペクトル分布

発光スペクトル分布

出力安定性(at 1500 nm)

出力安定性

出力安定性比較

安定性:±0.1 %以下
露出時間:5 ms

 

安定性:±2.0 %
露出時間:5 ms

輝度特性

浜松ホトニクス製近赤外SC光源

輝度特性(浜松ホトニクス製SC光源)

 

ハロゲンランプ (7 W)

輝度特性(ハロゲンランプ 7 W)

仕様

項目 内容 / 値 単位
レーザ種類 スーパーコンティニューム(SC)
ビームモード シングルモード
偏光 直線
発振形式 パルス動作
発振繰り返し周波数 50 MHz
発振波長範囲 1300 ~ 2000 nm
出力強度 50 mW
出力安定性 (Typ.) ±0.1 %
出力コア径 10 μm
入力電圧(AC) 100 V ~ 240 V、単相 50Hz / 60 Hz
消費電力 (Max.) 80 VA