低エネルギーX線感度を向上
薄物、軽元素素材のインライン非破壊検査向けX線TDIカメラを開発
4月22日から販売開始

2020年04月20日
  • 浜松ホトニクス株式会社
    本社:浜松市中区砂山町325-6
    代表取締役社長:晝馬 明(ひるま あきら)

X 線TDI カメラ C15400-30-50A

浜松ホトニクスは、エネルギーの低いX線を高感度に検出する新たな手法を採用することで、低エネルギーX線に対する感度を高めたX線TDI(※1)カメラ「C15400-30-50A」を開発しました。本製品により、薄いアルミシートなどの薄物や、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)をはじめとする軽元素素材の透過画像を高コントラストで撮像でき、食品や工業製品などのインライン非破壊検査の精度が向上することが期待されます。本製品は、4月22日(水)から国内外の検査装置メーカに向け販売を開始します。

※1 TDI:Time Delay Integration の略。移動する物体を高速かつ高感度で撮像できる特殊な信号読み出し技術。

【この発表に関するお問い合わせ】
浜松ホトニクス株式会社 システム営業推進部