キャピラリレンズ

J12818-01

集光型キャピラリレンズは、中空ガラスキャピラリを多数束ねてゆるやかなテーパ-状に加工したX線用光学素子です。
各キャピラリ内壁面での全反射を利用し、X線源から放射されるX線を微小スポットに集光できます。

原理

X線集光イメージ

X線集光動作概略図

用途

蛍光X線分析(XRF)

仕様

項目 内容・値 単位
動作X線エネルギー(推奨) 3 ~ 25  *1 keV
入力焦点距離 70 ±10 mm
出力焦点距離 5 ±2 mm
集光サイズ (FWHM)(Typ.) 20 μm
ゲイン(Min)@Cu-Kα (8.0 keV) *2 10,000 -
動作周囲温度 0 ~ +50
入出力面窓材 ポリイミドフィルム -
ハウジングケース部材 ステンレス -

NOTE
*1 入出力面窓なしで、3 keV以下にも対応可。
*2 集光位置に置いた集光サイズと同サイズのピンホールとの比較。焦点サイズ20 μmのX線源を使用した場合。

光学寸法図(単位:mm)

外形寸法図(単位:mm)

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