InGaAsリニアイメージセンサ

G9204-512DA

DWDM 波長モニタ用イメージセンサ

G9204-512DAは、光通信におけるWDMモニタ用の検出器として設計されたInGaAsリニアイメージセンサです。CMOSチャージアンプアレイ、CDS回路、オフセット補償回路、シフトレジスタ、タイミング発生器などがInGaAsフォトダイオードアレイとともに組み込まれており、近赤外波長域で高い感度と安定した動作が得られます。パッケージは気密封止されており高い信頼性を実現しています。さらに、入射窓は反射防止処理が施されているため光検出効率が向上しています。 CMOSチップ上の信号処理回路は、外部電圧によって2種類の変換効率 (CE: conversion efficiency)から選択できます。イメージ センサをCE=16 nV/e-で動作させた場合は広いダイナミックレンジが得られ、CE=320 nV/e-の場合は高いゲインが得られます。


■特長
・広いダイナミックレンジ
・低ノイズ、低暗電流
・2種類の変換効率から選択可能
・飽和対策回路を内蔵
・CDS回路を内蔵
・オフセット補償回路を内蔵
・簡単動作 (タイミング発生器を内蔵)
・高分解能: 25 μmピッチ (512画素の場合)
・低クロストーク
・512画素: 2ビデオライン

イメージサイズ 12.8 x 0.5 mm
画素サイズ 25 x 500 μm
画素ピッチ 25 μm
総画素数 512 pixels
パッケージ セラミック
冷却 非冷却
ラインレート max. 960 ライン/s
感度波長範囲 900~1700 nm
暗電流 max. 5 pA
測定条件 指定のない場合はTyp. Ta=25 ℃
ラインレート:ビデオラインを2本で読み出した場合、256画素と同じラインレートになります。

分光感度特性

外形寸法図 (単位: mm)

関連ドキュメント

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