Siフォトダイオードアレイ

S11299-021

X線非破壊検査用の裏面入射型フォトダイオードアレイ、狭基板幅タイプ

裏面入射型構造を採用したX線非破壊検査用の16素子Siフォトダイオードアレイです。当社従来品 (S5668シリーズ)に比べ感度均一性が改善され、素子間のバラツキが小さくなりました。裏面入射型フォトダイオードアレイは、入射面側にボンディングワイヤと受光部がないため取り扱いが容易で、ワイヤへのダメージを気にすることなくシンチレータを実装することができます。 S11299-021は、デュアルエナジーイメージングに対応しており、高エネルギー用X線と低エネルギー用X線を同時に検出できるようにS11212シリーズ [基板サイズを25.4 (W) × 20.0(H) mm]と組み合わせて上下2層にして使用できる構造になっています。


■特長
・感度波長範囲: 340~1100 nm
・素子サイズ: 1.175 (W) × 2.0 (H) mm/1素子
・素子間ピッチ: 1.575 mm × 16素子
・25.4 (W) × 10.2(H) mmの基板に実装
・複数配列により長尺化が可能
・デュアルエナジーイメージングに対応 (上下2層に組み合わせて使用)

必ずお読みください

本製品は、チップが露出している未封止製品です。チップ上の電極などが外囲器によって保護されていないため一般製品と比べ、その取り扱いには厳重な注意が必要です。本製品をご使用になる前に、以下の「使用上の注意 / 未封止製品」を必ずお読みください。

仕様

素子サイズ (1素子あたり) 1.175 × 2.0 mm
素子数 16
パッケージ ガラスエポキシ
パッケージカテゴリ 未封止
シンチレータタイプ なし
冷却 非冷却
感度波長範囲 340~1100 nm
最大感度波長 typ. 920 nm
受光感度 typ. 0.61 A/W
暗電流 max. 30 pA
上昇時間 typ. 6.5 μs
端子間容量 typ. 40 pF
備考 購入したままの状態ではX線検出器として使用できません。お客様側でシンチレータまたは蛍光紙を実装して使用してください。
測定条件 Ta=25 ℃, 1素子あたり

外形寸法図 (単位: mm)

関連ドキュメント

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