カーボンニュートラルの実現に貢献します
~国際イニシアティブ「RE100」に加盟、再生可能エネルギーの導入計画について~

2022年10月03日
  • 浜松ホトニクス株式会社
    本社:浜松市中区砂山町325-6
    代表取締役社長:晝馬 明(ひるま あきら)

 地球と人とすべての生命が最適なバランスで共存する未来。浜松ホトニクスグループ(以下、当社グループ)は、すべての物質の根源である「光」の研究を通して、この理想の実現を目指します。

 当社グループは、「気候変動問題への対応」を重要課題の一つに位置付け、2020年3月に策定した「地球温暖化対策に係る長期ビジョン」及びSBT目標の達成に向け、TCFD提言に基づいた取組みを強化し、情報開示を推進します。バリューチェーン全体における温室効果ガス排出量削減に向けて、当社グループでの省エネルギーの推進、再生可能エネルギーの積極的な導入、非エネルギー起源の温室効果ガスの低減、低カーボン製品の開発・提供を実施するとともに、バリューチェーンでの協働などの取り組みを通じて、カーボンニュートラルの実現へ貢献してまいります。※1

RE100への加盟

当社は、再生可能エネルギー100%での事業運営を目指す国際イニシアティブ「RE100」※2に2022年10月3日に加盟しました。国内外グループ※3における事業活動で使用する電力を、2040年までに再生可能エネルギー100%とすることを目指します。

再生可能エネルギー比率の目標

再生可能エネルギーの導入計画

カーボンニュートラルの実現に向けた具体的な方策の一つとして、2022年10月より、国内拠点※4における購入電力のすべて(年間約124 GWh)を再生可能エネルギー※5に転換します。その結果、二酸化炭素およそ年間5.5 万トンの削減効果を生み出します。また、海外現地法人においても、自己消費型太陽光発電設備(発電容量総計:約1.1 MW)や、グリーン電力証書の導入を計画しており、今後もグループ全体での対応を推進してまいります。

米国現地法人(HC:Hamamatsu Corporation)での太陽光発電設備導入(計画写真)

※1:Environment(環境) | 浜松ホトニクス (hamamatsu.com)

※2:RE100 (there100.org)

※3:浜松ホトニクス株式会社および連結子会社

※4:本社工場、三家工場、新貝工場、豊岡製作所、天王製作所、常光製作所、都田製作所、中央研究所、産業開発研究センター、東京営業所、グループ会社(連結子会社:光素、高丘電子、浜松電子プレス、持分法適用関連会社:浜松光電)

※5:中部電力ミライズ(株)様によるCO2フリー電力を全量採用