「電波の日」東海総合通信局長表彰を受賞

 

2024年6月4日(火)、当社は、総務省東海総合通信局と東海情報通信懇談会が主催する「電波の日」記念式典において、東海総合通信局長表彰を受賞しました。

 

本賞は、電波利用・情報通信の発展に貢献し、その功績が顕著な個人・団体に授与される表彰です。

当社は、長年にわたりテラヘルツ波の研究に取り組んでいます。これまで、テラヘルツ波の光源や検出器、光学素子などを開発していることから、今回、その功績が認められました。今後もテラヘルツ波技術を重要技術のひとつと位置づけ、新技術、新成長事業の創設を目指します。

 

令和6年度「電波の日・情報通信月間」記念式典を開催

令和6年度「電波の日・情報通信月間」記念式典を開催

電波の日とは

昭和25年(1950年)6月1日に電波法・放送法等が施行され、電波の利用が広く国民に開放されました。これを記念して設けられたのが「電波の日」であり、令和6年度(2024年度)で74回目を迎えます。国民の電波利用に関する知識の普及・向上と電波利用のますますの発展を図るとともに、電波監理や電波利用の発展において功労のあった個人・団体を表彰します。

受賞理由

テラヘルツ帯小型半導体光源の性能の向上に成功し、更にテラヘルツ帯リアルタイム分光センシングシステムの研究を通じて医薬材料の製造工程での検査や樹脂の分別技術への実用化の可能性を導くなど、電波利用の普及・発展に多大な貢献をしたと認められました。

テラヘルツ波

テラヘルツ波とは、光と電波の間の領域に存在する遠赤外光のことを指します。他の波長と比べると利用が不十分ですが、これからセンシングや次世代通信、極限コンピューティングといった次世代社会を支える分野での利用が期待されており、近年その存在感が一層高まっています。

関連技術

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