レーザ核融合実験用の新ビームラインが完成
レーザ照射による圧力を100万気圧まで計測可能に
高繰り返しレーザ核融合の研究を推進

2018年10月17日
  • 浜松ホトニクス株式会社
    本社:浜松市中区砂山町325-6
    代表取締役社長:晝馬 明(ひるま あきら)

ビーム配管(写真奥)、チャンバー(写真中央)とストリークカメラ(チャンバー右側)

浜松ホトニクスは、レーザ核融合実験向け100ジュール(以下J)級レーザをターゲットに照射し、そこで発生する圧力を100万気圧まで計測できる新たなビームラインを完成させました。計測結果を基にレーザの照射条件を最適化しターゲットにかかる圧力を高めることで核融合反応を起こしやすくし、レーザ核融合の実用化に向けた高繰り返しレーザ核融合の基礎研究、応用研究をさらに進めていきます。

なお、本設備を用いた研究成果は、10月22日(月)から10月27日(土)までの6日間、インドのグジャラート州アーメダバードで開催される国際会議「第27回国際原子力機関(IAEA)核融合エネルギー会議」において発表します。

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