FDSS-μCELL v2 カイネティクスプレートイメージャ

C13299-02

FDSS®-μCELL v2は、創薬スクリーニング分野で培った技術をコンパクトに集約したラボユースのスクリーニングシステムです。簡単な操作性に加え、目的に合わせたシステム構築が可能です。
高感度qCMOS®センサと分注ヘッド(96chチップ式/384chチップ式)により、薬剤分注時におけるサンプルの蛍光や発光の時間変化の全ウエル同時測定・解析を可能にしました。同一条件下でウエル間の時間差のない測定により、各種化合物スクリーニングをハイスループットで実施します。

幅広いアプリケーションで高感度イメージングを実現

高感度発光・高速蛍光測定

FDSS-μCELL v2 の光学系には、高感度qCMOS センサを採用しています。蛍光・発光検出において、微弱な発光や高速な蛍光変化の検出が可能です。そのため、ルシフェラーゼを用いた発光アッセイでは微細なシグナルを高精度に捉えることができ、iPS 細胞由来の心筋細胞の拍動に伴うカルシウム変動など、時間分解能が求められる蛍光測定にも対応します。蛍光強度が低い蛍光タンパク質でも、リアルタイムでの高精度な測定が可能となり、より詳細な細胞応答の解析が実現します。

ルシフェラーゼ発光を用いた細胞数評価

高いリニアリティと、少ない細胞数でも発光検出できる高い感度を有しています。

Cell : CHO-K (15 000, 5000, 500, 150, 50, 15 cells/well)

Kit : Cell Titer (Promega社)

 

iPS心筋の拍動に伴うカルシウム濃度変化測定

微弱な蛍光の変化も高速に捉えることが可能です。

Cell : iCell Cardiomyocytes2 (CDI)

Dye : EarlyTox kit

条件:PROTAC評価 high speed, modeconc=0.1, 1, 10 μM, 48 h exposure

電気刺激EFS に対応

電気刺激EFS (Electric Field Stimulation) とは、電極を用いたフィールド電気刺激で、心筋や骨格筋細胞のペーシングおよび神経細胞オシレーションなどに有効な手法です。FDSS-μCELL v2 は、96マルチEFS 電極を用いたペーシングヘッドにより、96マイクロプレートの全ウエルを同時に電気刺激します。心筋細胞や骨格筋細胞などの筋肉系細胞の収縮タイミング制御、神経細胞のCa2+オシレーション制御などに利用できます。

自律拍動するiPS 心筋の測定例

自律拍動するiPS 心筋のカルシウム測定 (Cal520) における電気刺激 (EFS) ペーシングの測定例。

Cell : MyoridgeCarmyA

Dye : 2 μM Cal-520AM

条件 : 1st frequency 0.5 Hz, 2nd frequency 1 Hz

アプリケーション例

① GPCR

fdssucell 応用

GPCRGPCRの伝達系の中心となるCaイオン、cAMPなどのメッセンジャーを蛍光および発光プローブで検出することが可能です。化合物分注時のカイネティクス測定をマイクロプレートの全ウエル一括で測定できるため、ハイスループットスクリーニングを実現します。
 ・Ca イオン測定: Fluo-4 Fluo-8 Cal-520 Aequorin
 ・cAMP 測定: Glo-Sensor

 

② Ion channel

fdssucell 応用

膜電位感受性蛍光色素や各種イオン用蛍光インジケータを用いた創薬スクリーニングをハイスループットで実施します。
 ・Na イオン測定: ANG-2 Corona-Green Corona-Red Sodium-Green
 ・K イオン測定: FluxOR 
 ・Cl イオン測定: MEQ MQAE YFP
 ・膜電位測定: FluoVolt Di-8-ANEPPS DiBAC4(3) 

 

③ Luminescence

fdssucell 応用

高感度qCMOSセンサを採用することで、発光プローブを用いた各種アッセイをマイクロプレート一括で実施します。基質添加後の時間差を気にせず、ハイスループットで実施可能です。

 

④ BRET/FRET

fdssucell 応用

高感度qCMOSセンサと波長切り替え装置を用いることで、発光をベースとするBRET (生物発光共鳴エネルギー移動) や蛍光をベースとするFRET (蛍光共鳴エネルギー移動) をマイクロプレート一括で測定できます。
  ・BRET: BRET1 BRET2 NanoBRET
  ・FRET: C/Y FRET 系 VSP Cameleon    

 

⑤ iPS細胞創薬

fdssucell 応用

近年、iPS細胞から各種分化細胞が作製されるようになり、ヒト由来のNative細胞を用いたCell-based assayが実施できるようになってきました。特に化合物安全性評価としてiPS Cardiotoxicity (心毒性)、 iPS Neurontoxicity (神経毒性)、 iPS Hepatotoxicity (肝毒性) などの評価が行われてきています。ハイスループットで毒性スクリーニングを実施します。

 

仕様

分注ヘッド(96 ch チップ式)
A10118-24
10 μL ~ 200 μL
分注ヘッド(384 ch チップ式)
A10118-26
1 μL ~ 30 μL
蛍光・発光検出センサ 浜松ホトニクス製FDSS専用qCMOS センサ
サンプリングレート 10 Hz(10 データポイント/ 秒)
最大 120 Hz(120 データポイント/ 秒)*1
サンプリングインターバル 0.1 秒 ~ 
0.0083 秒 ~ *1
励起光源ユニット(B,G) 励起波長 : 470 nm 、蛍光波長 : 540 nm
励起波長 : 530 nm 、蛍光波長 : 593 nm
プレート設置箇所数 アッセイプレート×1カ所、試薬プレート×2カ所
対応プレート クリアボトム 黒プレート 96/384ウエルフォーマット
(SBS フォーマット高さ 8 mm ~ 15 mm)
チップ装着 / プレート設置 マニュアルローディング
サンプリング数 1 ~ 50 000 サンプリング
電源 AC100 V ~ AC 240 V、 50 Hz/60 Hz
消費電力(本体+ヒータ設置時) 約 1300 VA
(データ解析装置:約 500 VA、本体:約 300 VA、 ヒータユニット:約 500 VA)
動作周囲温度 +15 ℃ ~ +30 ℃
外形寸法 / 重量(本体) 550 mm (W) × 675 mm (D) × 1600 mm (H) / 約 200 kg
外形寸法 / 重量(データ解析装置) 620 mm (W) × 840 mm (D) × 1500 mm (H) / 約 50 kg

*1 FDSSソフトウエアオプション 高速データ取り込み機能 U8524-11 使用時

外観寸法図

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