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特長 | レーザ励起プラズマ光源 LDLS

高い技術を裏付ける保有特許

本製品の基礎原理であるレーザ励起技術は、EQ社の保有する特許技術です。関連の特許番号は以下の通りです。

  • US 7435982
  • US 7786455
  • US 8525138
  • US 8969841
  • US 9048000
  • US 9185786
  • Japan 5410958
  • Japan 5628253
  • Korea 10-1507617
  • UK GB2450045

なお、より詳細な情報は以下のEnergetiq Technology社サイトをご参照ください。

https://www.energetiq.com/patents

特長

広波長域

 

真空紫外~可視~近赤外 広範囲な発光波長(170 nm ~ 2500 nm)

※ 170 nm~2500 nmの光放射を確認していますが、分光放射輝度については200 nm未満と2400 nm以降の波長帯は未取得です。

長寿命

 

バルブ寿命10 000時間

※ 500 nmでの光出力を測定した代表寿命です。(測定使用型名: EQ-99X-QZ-S)

高輝度点発光

 

発光点サイズφ0.1 mm~で高輝度発光

製品技術

レーザ励起プラズマ光源(LDLS:Laser-Driven Light Source)は浜松ホトニクスの子会社であるEnergetiq Technology, Inc.(米国)が開発した新しい光源です。
キセノンガスを充填したバルブ内の放電電極間に、集光したレーザ光でプラズマを発生させて発光を維持する方式を採用した世界で唯一の光源です。

高温のレーザ生成プラズマ

 

レーザによって生成される高温のプラズマからは、キセノンランプと比べて格段に高い輝度と、紫外域から赤外域にわたるフラットな発光スペクトルを得ることができます。

放電電極を消耗しない発光技術

 

LDLSはバルブ内の2本の放電電極を点灯開始時にしか使用せず、プラズマの維持では電極がまったく消耗しません。これにより、点灯維持に電極を使用・消耗するキセノンランプなどの従来の光源よりも非常に長いバルブ寿命が得られます。

微小発光点

 

レーザ集光点のみで発光することにより、キセノンランプに比べて発光点が非常に小さくなりました。これは、微小点への集光、光の利用効率の向上、迷光の抑制など多くのメリットがあります。

従来の光源の光を平行光にする場合、ビームの発散角が問題になります。LDLSは、その小さな発光点サイズから、キセノンランプと比較して発散角の小さい理想的な平行光を得ることができます。また、微小領域に効率よく集光する際にもメリットがあります。

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