NMOSリニアイメージセンサ

S3922-256Q

電流積分型読み出し回路・インピーダンス変換回路を内蔵, 電圧出力型

NMOSリニアイメージセンサは、マルチチャンネル分光光度計用の検出器として設計された自己走査型フォトダイオードアレイです。走査回路は、NチャンネルMOSトランジスタで構成され、低消費電力駆動が可能なため、取り扱いが容易です。各フォトダイオードの受光面積が大きく高い紫外感度をもつうえ、雑音が極めて小さいので微弱な入射光に対してもS/Nの高い信号が得られます。 S3922-256Qは、ビデオラインを利用した電流積分型読み出し回路およびインピーダンス変換回路を内蔵しています。扱いやすいボックス波形で信号出力しますので、外付けの読み出し回路の構成が簡単になります。 S3922-256Qは50 μm × 0.5 mm のフォトダイオードが直線的に並んでいます。受光窓は、石英を標準品としています。


■特長
・ビデオライン容量を利用した電流積分型読み出し回路およびインピーダンス変換回路を内蔵 (ボックス波形出力)
・広い受光面
・フォトダイオードの紫外感度が高く、紫外線照射に対して特性が安定している
・低暗電流、大飽和電荷量のため、常温で長い蓄積時間と広いダイナミックレンジが得られる
・優れたユニフォミティ (感度の均一性)
・低電圧・単一電源駆動が可能
・スタートパルス、クロックパルス、およびビデオラインリセットパルスは、CMOSロジックコンパチブル

タイプ 電圧出力タイプ
イメージサイズ 12.8 x 0.5 mm
有効画素数 256 x 1 pixels
画素サイズ 50 x 500 μm
感度波長範囲 200~1000 nm
ラインレート max. 1950 ライン/s
冷却 非冷却
窓材 石英
パッケージ セラミック
測定条件 指定のない場合はTyp. Ta=25 ℃
飽和電荷量: リセット V=2.5 V, Vdd=5.0 V, Vφ=5.0 V

分光感度特性

外形寸法図 (単位: mm)

関連ドキュメント

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