NMOSリニアイメージセンサ

S5931-512S

電子冷却素子内蔵により長時間露光、安定動作を実現

NMOSリニアイメージセンサは、マルチチャンネル分光光度計用の検出器として設計された自己走査型フォトダイオードアレイです。走査回路は、NチャンネルMOSトランジスタで構成され、低消費電力駆動が可能なため、取り扱いが容易です。フォトダイオードの受光面積が大きく高い紫外感度をもつ上、雑音がきわめて小さく、電子冷却型 (空冷方式) のため長時間露光が可能となり、微弱な入射光に対してもS/Nの高い信号が得られます。キャップはサファイア窓を溶接しており、信頼性の高いパッケージになっています。


■特長
・広い受光面
・フォトダイオードの紫外感度が高く、紫外線照射に対して特性が安定している
・低暗電流、大飽和電荷量のため、常温で長い蓄積時間と広いダイナミックレンジが得られる
・優れた出力直線性とユニフォミティ (感度の均一性)
・スタートパルス、クロックパルスは、CMOSロジックコンパチブル
・電子冷却素子内蔵 (設定温度: 0 ℃)、空冷方式

タイプ 電流出力タイプ
(標準タイプ)
イメージサイズ 12.8 x 2.5 mm
有効画素数 512 x 1 pixels
画素サイズ 25 x 2500 μm
感度波長範囲 200~1000 nm
ラインレート max. 3900 ライン/s
冷却 非冷却
窓材 サファイアガラス
パッケージ メタル
専用駆動回路
測定条件 指定のない場合はTyp. Ta=25 ℃
飽和電荷量: Vb=2.0 V, Vφ=5.0 V

分光感度特性

外形寸法図 (単位: mm)

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