未病の見える化“フォトフィル”

未病の見える化"フォトフィル"は、中央研究所で開発してきた「好中球活性評価システム」を開発者自らが事業化すべく、2022年6月に設立した社内ベンチャーです。好中球活性評価システムは、わずか3 µLの血液を希釈するだけの簡単な操作により、好中球の活性をリアルタイムに精度よく評価することができるシステムです。治療効果が高い薬とは異なり、非常に軽微な食や運動などの生活習慣改善効果を早期・敏感にとらえることができるため、未病ケア継続のモチベーション維持に有効なツールになることが期待されます。本未病評価システムを、未病・医療領域へ展開することで、健康長寿社会の実現に貢献することを目指しています。

好中球は白血球の一種で、体内に侵入した異物などから私たちの身体を守る、自然免疫応答の最大の担い手です。しかし、その過剰な活性化により、炎症や酸化ストレスを引き起こす可能性があることも知られています。免疫力や酸化ストレス、慢性・急性炎症と関連のある好中球活性は、健康 (未病)のチェックマーカとしての利用が期待されています。

当社の好中球活性評価システムの原理、概要、使用例、将来展望を紹介しています。

本システム開発時に行った要素開発・細胞試験を紹介しています。

関連論文や技術資料など関連資料を掲載しています。

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