スキャンの特長 | バーチャルスライドスキャナ

Z-スタック機能:Z軸方向への多層取り込み・蓄積が可能

NanoZoomerシリーズは、厚みのあるサンプルに対応できるように深さを変えてスキャンし、層としてデータを蓄積するZ-スタック機能を搭載しました。マウスホイール操作で層を切り替え、フォーカスを変えているような感覚で観察することができます。スキャン間隔・レイヤ枚数などスキャン条件は、プルダウンメニューで簡単に設定することができます。さらに任意の場所での最適フォーカスレイヤの自動選択も可能です。

バーチャルスライドスキャナ スキャン機能

フォーカス判定機能:取得画像のフォーカスの合否を自動的に判定

標本上に大きなゴミや皺などがあった場合、フォーカスがそのゴミに合ってしまい、画像がぼやけてしまう可能性があります。そのため、スキャンの後に目視による画像の確認を行い、フォーカスの合っていない画像に対して再度スキャンを行う必要がありました。
スキャン領域全体から画像を抽出して、フォーカスの判定を行います。フォーカスが合っていないと判定された場合は、自動でフォーカスの方式を変更し、再スキャンを行います。

バーチャルスライドスキャナ スキャン機能

オートキャリブレーション機能:明るさ・ホワイトバランスなどの調整を自動化

キャリブレーション用スライドをセットしておくことにより、明るさやホワイトバランスの調整といった一連のキャリブレーション作業を自動的に行います。これにより常に最適な状態でスキャンを実行することができます。

バーチャルスライドスキャナ スキャン機能

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