CCDエリアイメージセンサ

S13240-1107

低読み出しノイズ、高解像度 (画素サイズ: 12 μm)

S13240/S13241シリーズ、 S10140/S10141シリーズ (-01)は、微弱光検出用に開発された裏面入射型FFT-CCDエリアイメージセンサです。ビニング動作を行うことにより、受光面が垂直方向に長いリニアイメージセンサとして使用できるため、分光光度計の検出器に適しています。ビニング動作は、外部回路で信号をデジタル的に加算する従来の方法と比べると、S/Nや信号処理速度において非常に優れています。本製品は、低ノイズ・低暗電流 (MPPモード動作)を特長としていますので、蓄積時間を長くすることで、微弱光の検出が可能となります。その上、従来品 (S10140/S10141シリーズ)に対し飽和電荷量を大きくすることで、広いダイナミックレンジを達成しています。S13240/S13241シリーズは高速読み出しタイプで、S10140/S10141シリーズ (-01)は低ノイズタイプです。画素サイズは12 × 12 μmで、受光面サイズは24.576 (H) × 1.464 (V) mm2 (2048 × 122画素)から24.576 (H) × 6.072 (V) mm2 (2048 × 506画素)までラインアップしています。


■特長
・広いダイナミックレンジ
・低読み出し雑音: 30 e-rms typ.
・高解像度: 画素サイズ 12 × 12 μm
・常温型
・ライン/ピクセルビニング、エリアスキャンが可能
・量子効率: ピーク時90%以上
・広い感度波長範囲
・MPP動作
・紫外感度が高く、紫外線照射に対して特性が安定

タイプ ビニングタイプ
高解像度タイプ
イメージサイズ 24.576 x 1.464 mm
有効画素数 2048 x 122 pixels
画素サイズ 12 x 12 μm
感度波長範囲 200~1100 nm
ラインレート typ. 921 ライン/s
ラインレート max. 2501 ライン/s
暗電流 typ. 30 e-/pixel/s
読み出しノイズ typ. 30 e- rms
冷却 非冷却
窓材 石英
パッケージ メタル
測定条件 指定のない場合はTyp. Ta=25 ℃, フレームレート: フルラインビニング時, 暗電流: MPPモード

分光感度特性

外形寸法図 (単位: mm)

関連ドキュメント

製品の購入やさらに詳しい情報についてはお問い合わせください。

  • 資料請求
  • 価格
  • 納期
  • カスタマイズ
  • サポート
  • その他

お問い合わせ

お問い合わせ内容によっては、回答にお時間をいただく場合やお答えできない場合がございますので、あらかじめご了承ください。