テラヘルツ波分光分析装置 テラヘルツ波分光分析装置

特長|テラヘルツ波分光分析装置

・一体型プリズムの採用により、環境中の水蒸気の影響を受けない

通常、テラヘルツ波は水蒸気の影響を受けるため窒素パージなどが必要ですが、本製品では不要です。

・優れた安定性

優れた安定性を有しているため、再現性の良い測定、連続測定が可能です。

・小型、省スペース

制御部が一体になっている本体と制御用ノートPCのみで動作可能なため、他の設備は不要です。

・液体が測定可能

テラヘルツ波は液体に対して吸収が強いため、通常の透過法では測定困難ですが、減衰全反射分光により測定が可能です。

・粉体の試料調製が不要

通常、テラヘルツ波で測定する場合はタブレットの作製が必要ですが、本製品では不要です。

連続測定モード


連続動作モードでは、一定間隔で連続したデータの取得・出力が可能です。測定試料の経時変化の観察に有用で、長時間にわたり安定した結果を得ることができます。
グラフは水の特定周波数の吸収係数を相対変化で示したものです。連続測定モードを使用し、水を測定面に置いた状態で9日間連続測定しました。 この結果(誤差±3 %以内)から長時間安定した測定ができることが分かります。

 

<用途例>
・結晶析出、転移
・劣化評価
・その他経時変化

連続測定モード

結晶性評価における他の手法との比較

  X線回析 熱分析 ラマン分光 テラヘルツ波分光分析装置
管理区域 必要 不要 不要 不要

試料の破壊の有無

注1) 注1)
測定時間 注2) 数十分 数十分 数分 約3分

液体中の結晶状態の判断

× × × 注3)

 

注1) 測定条件により、測定試料にダメージがある可能性あり
注2) 測定試料状態や測定条件により、測定時間が変動する可能性あり
注3) テラヘルツ波分光装置は、液体中で結晶状態が溶けているかどうかを、そのままの状態で判別可能

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