X線TDIカメラ

C10650-361W

X線TDIカメラ C10650-361Wは、TDI技術を用いることにより、広域エリアでの高速・高感度・高解像度読み出しを同時に実現し、高精度なインラインX線内部検査を可能にしたカメラです。従来のラインセンサカメラで懸念されていた「高解像度撮影=感度不足による低輝度画像」を改善し、高解像度かつ明るく鮮明な画像取得を実現しました。このたび、狭い幅での検出器の配置を考慮した縦型タイプもラインアップに加えました。

特長

  • 高速読み出し:10.7 m/分(ビニング2×2時)
  • 最大検出幅:513.2 mm
  • 最大水平画素数:10752画素
  • 高S/N:16 bit出力
  • Camera Linkインターフェース(Base Configuration)
  • 単電源(15 V)駆動
  • リアルタイム暗電流補正・シェーディング補正機能搭載
  • エリア読み出しモード搭載(初期調整用)

仕様

型名 C10650-361W
シンチレータ FOS(シンチレータ付ファイバオプティックプレート)
推奨使用(X線感度)範囲 約25 kV~90 kV*1
画素数 10752(H)× 128(V)*2
X線検出エリア 513.2 mm(H)× 6.1 mm(V)*2
対応ラインスピード 0.178 m/分 ~ 6.073 m/分
TDI ラインレート 1×1: 最大 2.109 kHz(6.073 m/分)
ビニング2×2: 最大 1.858 kHz(10.702 m/分)
A/Dコンバータ 16 bit
制御インターフェース Camera Link Base Configuration
出力信号 (画像データ) 16 bitデジタル出力
ピクセルクロック 16.0 MHz(Camera Link)
電源 DC +15 V
消費電力 約25 VA + 約30 VA*3
*1 使用できるX線強度の使用範囲は、電流や電圧、検出距離により変化します。
*2 重複画素の取り扱いで画素数は変わります。総画素数は、オーバーラップ部分を含めた全ての画素を出力した場合の数値です。重なり部分を削除した際の総画素数はカメラによりばらつきがあります。このため、わずかではありますが検出幅もカメラごとに変わりますので、カメラを複数台で使用する場合などはご注意ください。複数のカメラを同時に使用して、画素数や検出幅を同じように使用したい場合は、カメラの有効画素数をソフト上で決めるなどの対応をお願いします。
*3 電源及びカメラリンクケーブルが2つ必要です。

外形寸法図

c10650-261w/361w/461w 外形寸法図

a8206-60 外形寸法図

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