水中光通信 水中光通信

水中光通信

これまで、水中(海中)環境における通信では、水中における減衰の小さい音波(音響)による無線通信が一般的に使用されていました。しかしながら、音響通信では通信できるデータの量が限られるため、水中で大容量の情報を扱うための手段として、光を用いた無線通信が注目を集めています。
水中での大容量通信が可能になれば、動画や高画質画像のようなデータもリアルタイムで解析できるようになります。これにより、水中のインフラ設備点検や海底資源探査の効率化、レジャー用途での応用拡大も期待できます。

 

 

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水中光通信コンセプト図

■出典: ALANコンソーシアム

※浜松ホトニクスはALANコンソーシアムに参加しています

通信距離と伝送レート

通信距離と伝送レート

水中光通信

1 Gbps クラスの通信が可能。 動画のストリーミング、高解像度の画像・動画の転送を実現。

水中音響通信

速度が遅く(10 kbps ~ 1Mbps 程度)、通信できる情報量に限界がある。

おすすめ製品

水中光通信用光電子増倍管モジュール

水中光通信に対応した高速応答タイプの光電子増倍管モジュールシリーズです。
高速応答・高ゲイン・大有効径といった特長を有しているため、水中での高速光通信を実現します。

  H14447 H14990-100-02 H14600-100 単位
周波数帯域 1.0 0.8 0.2 GHz
有効エリア φ25 φ8 φ8 mm
ゲイン 8.4 x 103 2.5 x 104 1.0 x 106 -
上昇時間 350 370 600 ps
下降時間 250 420 1700 ps
FWHM 440 620 1950 ps

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