デジタルカメラ用ソフトウェアの開発

先輩社員紹介

Y.M.

システム事業部
2013年入社 情報系出身

各種デジタルカメラ用ソフト開発の仕事

私の部署ではデジタルカメラの開発を行っています。当社製カメラはライフサイエンス分野(細胞の蛍光イメージング、超微弱光検出等)や、科学計測用途、産業用FA用途、等で幅広く使用されています。

その中で、私はDCAM-API (Digital CAMera Application Programming Interface)と呼ばれるソフト開発を行っています。DCAMとは、浜松ホトニクス製デジタルカメラをサポートするドライバソフトウエアで、カメラとアプリケーションを繋げるドライバのような役割を持つソフトとなります。DCAMに対応するアプリケーションソフトであれば、カメラやインターフェースを変更したとしても、そのままの使用環境でカメラを動かすことが出来ます。

形のある製品ではないので目立ちはしませんが、DCAM開発はシステム事業部のカメラ全般に関わりますし、システム事業部製品を陰で支える重要な開発だと感じています。

具体的な業務内容としては、DCAM(Windows版)の検証とDCAM(Linux版)の対応です。Windows版DCAMのバージョンアップ時の不具合の有無、新たな機能が正常に動作するか否かを検証しています。また、私は配属当初からLinux版の主担当として、お客様の要望に合わせた設計開発・評価までを行っています。

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自分の知識を広げていける職場環境

プログラムを如何に書くかは一通り自分で考えて、先輩にマメに相談しています。ソフト技術を勉強するにあたっては、最新情報を入手するのに一番苦労します。基本的な内容は本で情報を得ますが、リアルタイムな情報はWEBから得ています。また英語の情報がほとんどですので、英語学習は避けては通れません。その他の情報源として、私は学生時代も情報系だったので、その時の友人との繋がりを今でも大切にしており、何かあれば気軽に情報交換をしています。

大学まではソフトしかやっていなかったので、ハードについてはあまり知識がなかったのですが、アナログ回路、デジタル回路については非常に詳しい先輩や同期がいるので、困ったときにはいつも助けていただいています。ちょっとしたことでも、直ぐに相談できるような開かれた職場になっており、色々なところで日々議論が行われています。当社には様々なバックグラウンドを持つスペシャリストが多いので、お互い足りない部分を補いながら、知識・理解を深めていくことができます。自分の専門分野を広げられる環境があることが当社の魅力だと思います。

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配属当初から主担当!

配属後すぐにLinux版の主担当となりました。知識も経験も乏しい中で、試行錯誤と勉強を繰り返し、今では当たり前にDCAMを提供できるようになりました。もちろん戸惑いや苦労はありましたが、配属直後の私に重要な業務を任せてもらえたことで、実践を通して短期間で急成長が出来たと感じています。

将来的にはLinux版に限らず、何でも担当できるエンジニアになりたいです。今後は、ソフト面、ハード面共に勉強し、仕事の幅を広げてスキルアップできたらと思います。そして、行く行くは部署を代表する製品を一から作り上げたいです。現時点ではDCAMは縁の下の力持ちのような存在ですが、より多機能化していくことでソフト面も当社の強みにしていきたいです。お客様に満足していただけるような、使いやすいソフト作りを目指します。

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仕事をする上で大切にしていること

挑戦

何事にも挑戦してみること。特にLinuxへの対応は新しいことの連続。試してみて上手くいかなかったら、新たに情報収集して再挑戦。上手くいくまでこの繰り返し。自分の中にノウハウを蓄積して、更なるステップアップを目指しています。

On and Off

▼お仕事の一日

8:00 出社後、メール対応とその日にやるべきことをリストアップ
8:10 お客様や現地法人・営業から連絡のあったLinux関連の不具合や質問対応。 多くは英語のメール。ポイントを抑えながら確認して、対応します。
10:00 DCAMチーム打合せ。1週間で新たに増えた修正案件の確認や、各自の継続している案件の進捗確認を行います。
12:00 お昼休み。食堂でご飯を食べつつ、同期と情報交換したり、時事ネタを話したり…
12:45 Windowsを使って検証作業。お客様の多くはWindowsユーザ。アップデート時に不具合がないかチェックします。
15:00 休憩
15:10 新規でLinuxを使いたいお客様と同じ環境を手元で構築。Linuxといっても種類は様々。「この環境で使いたい」と要望があれば、その環境を構築し、DCAMのデバッグと修正、テストを行います。初めての環境の場合は試行錯誤の連続です。
16:30 やるべきことが終わったので、定時帰宅。

▼お休みの一日

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サッカー観戦に出かけることが多いです。テレビ観戦もいいですが、スタジアムはやっぱり格別! 大声で応援したり、周りの人と喜んだりして気分をリフレッシュ。(ただしジュビロが勝ったときに限る)
ちなみに、当社はジュビロのスポンサーです。ユニフォームの左袖にホトニクスのロゴが入っているので、ご注目を!!