自動ワイパー Jidō waipā 自動ワイパー Jidō waipā

オートワイパー

オートワイパーは、雨が降り出した時に自動でワイパーを動作させる機能です。その制御には、雨滴検出用センサ (レインセンサ)が用いられています。
一般に、レインセンサはフロントガラス付近に設置され、赤外LEDとSiフォトダイオードの組合わせで雨滴を検知しています。浜松ホトニクスは、これらの光半導体素子を用意しています。

また近年では、車両全体に搭載されるセンサ数の増加と車室内デザインとの兼ね合いもあり、「日射量検知」「明暗検知」などの外部環境をモニタするセンサとレインセンサとの一体化や小型化も求められています。当社では、このような要求に合わせたカスタム仕様の光半導体素子の提供も可能です。

レインセンサの仕組み

フロントガラス上に雨滴がない場合、LEDから照射された赤外光は、フロントガラス表面で反射してSiフォトダイオードに入射します。一方、雨滴がある場合、赤外光は雨滴を透過するためSiフォトダイオードへの入射量は少なくなります。この原理で、雨滴 (水分)の有無を識別します。また、Siフォトダイオードに入射する光の量から大雨か小雨かを識別し、ワイパーを動かす速度を自動で制御しています。

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