質量分析 質量分析

質量分析

質量分析は、さまざまなイオン化法で物質を原子・分子レベルの微細なイオンにし、その質量数と数を測定することにより、物質の同定や定量を行う方法です。一度の分析によって得られる情報量が他の分析手法と比べて多く、プロテオミクスをはじめとするあらゆる分野への応用が考えられます。

 

浜松ホトニクスでは、イオン検出用デバイスをはじめとする質量分析装置の心臓部を担う各種デバイスを多岐にわたって取り扱っております。

装置とデバイスについて

質量分析装置は、「イオン化部」「分離部」「検出部」からなり、そのイオン化方法や分離方法によって、さまざまな種類に分類されます。装置の種類に応じて、内蔵されるデバイスに要求される特長も変わってきます。
浜松ホトニクスでは主に「検出部」の心臓部を担うイオン検出デバイスの開発・製造を中心に、光イオン化用の光源や、ユーザー向け測定サポートツールなど、質量分析に関連するデバイス製品を多岐にわたって開発しています。

 

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質量分析

浜松ホトニクスのデバイスが活躍する質量分析装置

 (Time Of Flight Mass Spectrometry)

イオン分離の手法として、TOF(Time of Flight)を用いる質量分析です。イオンを電界で加速させることで、質量電荷比に応じて生じる飛行時間の差を測定します。わずかな飛行時間の差を捉えるため、検出器には高速な応答性とタイムジッタの少ない検出器が求められます。

 

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おすすめ製品

 (Quadrupole Mass Spectrometry)

イオン分離の手法として、4本(2本×2組)の平行な電極からなる四重極(Quadrupole)を用いた質量分析です。4本の電極へ供給する高周波電圧によって、共振条件を満たすイオンのみを選別(フィルタリング)します。

 

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おすすめ製品
  • 両極性検出
  • 広ダイナミックレンジ

(Inductively Coupled Plasma Mass Spectrometry)

ICP-MS(Inductively Coupled Plasma Mass Spectrometry)は、プラズマをイオン源として利用する質量分析です。試料中に含まれるpptレベルの微量元素を定性・定量分析可能な感度に優れた手法です。

 

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おすすめ製品
  • 広ダイナミックレンジ

質量分析に関するTOPICS

ポータブルMS装置に最適な検出器

空港の爆発物検知など、セキュリティ分野へ質量分析を応用

高精度なイオン検出が難しかった低真空環境での動作を実現した検出器です。ポータブルMS装置に適した特性の実現で、空港などのセキュリティ分野への質量分析装置の普及に貢献します。

 

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MALDI用 測定前処理ツール

難易度の高かった前処理を簡便にするサポートツールを提供

MALDI TOF-MSにおいて、マトリックスフリーでの測定を可能にするユーザーサポートツールです。

特に低分子領域のイメージングMSでその能力を発揮します。

 

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イオン検出器に最適な高圧電源

1台で両極性を出力する高安定高圧電源

長年光電子増倍管の駆動用電源製造で培った高安定動作技術を活かし、質量分析装置のイオン検出器駆動においても高性能な電源を提供します。

カスタマイズ要望にも柔軟に対応致します。

 

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ソフトなイオン化を実現する光源

高安定重水素ランプ

EI(Electron Ionization)と比べてフラグメンテーションの少ないソフトなイオン化を実現する重水素ランプです。

10.78 eVの高エネルギーな光を照射可能です。

 

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浜松ホトニクスの質量分析への取り組み

浜松ホトニクスのデバイスの特長

独自の検出器ラインアップ

浜松ホトニクスではMCPや電子増倍管、光電子増倍管、光半導体素子など、多種類の検出デバイスを取り扱っており、幅広い選択肢の中から装置に最適なご提案が可能です。
また、質量分析用デバイスの豊富な開発経験と、半導体製造やレーザー開発、材料研究などの多様な先端技術を組み合わせることによって、これまでにない特性を持つ独自デバイスの開発を実現しています。

カスタム対応

質量分析装置のデバイスは、装置ごとに求められる特性や形状が大きく異なります。浜松ホトニクスでは、各種の一般製品ではカバーできない要求スペックに対応すべく、お客様の声に合わせたカスタム対応も積極的に行っております。

また、国内営業所および海外現地法人を各地に設立しており、お客様の近くで迅速にサポート致します。お気軽にご相談ください。                                  

将来展望

質量分析装置は、食品・薬品・水質などの品質管理分野、危険物質の評価、医療診断装置など、幅広い分野に活用されるようになりました。それにより、サイズ・性能・コストなどの特性・仕様面でも多様性が求められています。
このように発展を続ける質量分析業界に対し、浜松ホトニクスは個別の用途に最適な性能を持つキーデバイスの開発で貢献していきます。

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