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自動車業界における非破壊検査

自動車の品質保証は、自動車に乗る人や周囲の人の安全に直結するため、検査工程においても高い信頼性が要求されます。また、自動運転・コネクテッドカーなど、エレクトロニクス化が進む自動車では、部品の品質管理から軽量化に向けた新材料の検査まで、全数検査での安全・安心の実現が求められています。

多種多様な自動車部品

自動車は約3万個に及ぶ膨大な数の部品で構成される製品です。各部品の品質保証には、適切な方法での検査が必要とされます。浜松ホトニクスではX線/近赤外などのセンサやカメラを幅広く取り揃え、微小部品から大型部品まで最適な検査方法・検査条件や高精度での検査を可能にする技術サポートなどのソリューションを提供いたします。

さまざまな部品で構成される自動車

X線検査

X線は透過率が高く、さまざまな対象物の内部を透過して検査が可能です。樹脂ペレットなどの材料から、車載用リチウムイオンバッテリー、電子部品など、各種部品の検査に活用されています。

ECU:Engine Control Unit ①

クラック(亀裂)とボイド(気泡)を確認。

ECU:Engine Control Unit ②

多数のボイド(気泡)を確認。

エンジン部品(ダイキャスト)

ボイド(気泡)の異常発生を確認。

エンジン部品(EGRバルブ)

詳細な内部構造を確認。

運転支援システム(カメラ部)

詳細な素子配置などを確認。

運転支援システム(回路部)①

多数のボイド(気泡)を確認。

運転支援システム(回路部)②

BGA内の多数のボイド(気泡)を確認。

運転支援システム(障害物センサ)

配線よれや充填剤のボイド(気泡)を確認。

アルミ製ロアアーム

外観検査では見えない内部の傷を確認。

樹脂ペレット材料

樹脂ペレット材料内の微小金属異物を確認。

車載用円筒型リチウムイオン二次電池 ①

正極・負極のギャップ検査。

車載用円筒型リチウムイオン二次電池 ②

1分間に500個を超える速さで、正極・負極のギャップ検査。

車載用大型リチウムイオン二次電池

車載用大型LiBにおける内部構造の検査。

車載用パウチ型リチウムイオン二次電池

スタックされたそれぞれの正極・負極のギャップ検査。

タイヤ

タイヤの高速欠陥検査・品質管理。

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試写のご案内

浜松ホトニクスは、試写を通じて非破壊検査における最適なソリューションを提案します。

浜松ホトニクスでは、お客様からの非破壊検査のご要望に対する事前評価として、各種X線源やセンサ、カメラによる試写を行っております。弊社は非破壊検査装置メーカーではないため、特定のメーカーの装置に偏らず最適な光源、検出器などの面からデバイス・装置の選定をお手伝いいたします。

また、最適なデバイスの紹介だけでなく、長年のビジネスで培った経験をもとに、撮影のコツやノウハウも含めた最適なソリューションを提案いたします。お気軽にお問い合わせください。

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